メタボリック・シンドローム

メタボリック・シンドロームを防ぐには手軽な運動も

図表8 運動習慣のある人の割合の年次推移(20歳以上)
(運動習慣のある人:1回30分以上の運動を週2日以上実施し、1年以上継続している人)

運動習慣のある人は男女とも30歳代が最低(2004年)。経年的に見ても若い年齢層で低い

厚生労働省「2004年 国民健康・栄養調査」より作成

 内臓脂肪増加のもう一つの原因である運動不足については、どのような状況となっているでしょうか?

 今回の調査を見ると、ウオーキングなどの手軽な運動(1回30分以上)を週2日以上、1年以上続けている習慣がある人は30代が最も低く、男性13.8%、女性13.5%。60代男女よりもそれぞれ20~30ポイントも低くなっていました(図表8)。内臓への脂肪の蓄積は長い年月をかけて進んでおり、厚生労働省では30代の運動不足が40代でのメタボリック・シンドロームの急増を招いていると見ています。

 メタボリック・シンドロームについては各国で診断基準が異なるなど妥当性に疑義を唱える声があります。しかし、内臓脂肪を減らすことは生活習慣病の予防と改善に重要なのは明らかです。そのためには脂肪分の多い食事に偏らない工夫と適度な運動習慣を身につけていくことが大切です。

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