2006年5月、厚生労働省が発表した「2004年国民健康・栄養調査」によると、40〜74歳の男性の2人に1人、女性の5人に1人が「メタボリック・シンドローム(内臓脂肪症候群)」の「有病者」か、「予備群」であることが分かりました。メタボリック・シンドロームとは、内臓に蓄積した脂肪が一因となって高血圧、高血糖、高脂血症などを重複して発症した状態を指します。その実態と背景、予防について、データを分析しながら紹介します。
メタボリック・シンドロームの判定基準
日本内科学会等8学会が「メタボリック・シンドローム(内臓脂肪症候群)診断基準」をまとめたのは2005年4月のことです。今回(2006年5月)、厚生労働省が行った「2004年国民健康・栄養調査」も、その診断基準に沿って集計・分析されました(図表1)。
内臓脂肪の蓄積を示す目安としてウエスト(腹囲)が男性85cm以上、女性90cm以上を必須条件として、血圧、血糖、血中脂質の3つのリスクのうち、2つ以上が基準値を超えた人を「メタボリック・シンドロームの疑いの強い人(有病者)」、1つ超えた人を「予備群」としています。
図表1 メタボリック・シンドロームの判定基準 (厚生労働省の本報告における判定基準) |
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@に加え、A〜Cのうち2項目以上に該当する人(治療薬を服用している場合を含む)は、メタボリック・シンドロームが強く疑われる人。1項目該当する人は予備群と考えられる人。
厚生労働省「2004年 国民健康・栄養調査」より作成
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