「おさかなのソーセージ」-安全で、より食べやすい工夫-
とめ金をなくした新パッケージ-「エコクリップ®」で、とめ金に使用していたアルミを年間120t削減。さらに「めくっテープ®」をつけて、刃物がなくても安全・手軽に「おさかなのソーセージ」をお召し上がりいただけるようにしました。

「アルミ製のとめ金を使わない」「ごみの分別がいらない」、環境に配慮したクリップという意味から、「エコクリップ®」の名前が付けられました。
この「エコクリップ®」には、「包装フィルムと同じ材質を使用し、両端を超音波でシール(※1)する技術」が使われています。

【ロゴ】分別いらずのエコクリップ®めくっテープ®付き

POINT1 お客様の声にお応えした研究開発から商品化へ

従来のニッスイのフィッシュソーセージは、

  • 包装材(ケーシング(※2):現在は熱に強く酸素を通しにくいポリ塩化ビニリデンフィルムを使用)に詰める
  • アルミのとめ金で両端を結紮(けっさつ=しばってとめること)する
  • 熱湯の中で120℃・4分間のレトルト殺菌をする

という製法で作られていました。

アルミのとめ金については、「食べるときに、とめ金を歯で取ろうとするなど、ケガが心配」というお客様からの声もあり、この部分の改善に着手しました。

【写真】従来品→エコクリップ®使用商品

ケーシング材の供給元である株式会社クレハ様は、2004年にケーシング材の開口部に包装フィルムと同じ素材を使用し、両端を超音波でシールする技術を確立しました。

その後、ニッスイと株式会社クレハ様にて、商品化に向けた応用テストを実施し、2006年にフィッシュソーセージでとめ金をなくした新パッケージを実現しました。

POINT2 安全・手軽に食べられる「めくっテープ®」の採用

「めくっテープ®」は、名前のとおり、フィッシュソーセージの側面に貼られたテープを手ではがし、そこからフィルムが開封できるようにしたもの。

「刃物がなければフィッシュソーセージが開けられないのは不便」という、たくさんのお客様のご意見にお応えして実現した技術です。
今回の「めくっテープ®」を採用するまで、10数パターンのデザインの中から、ライン適性、開けやすさを検討し、現在のデザインになりました。
この「めくっテープ®」を採用することにより、はさみや包丁が使えないお子さまやご年配の方でも、安全・手軽に「おさかなのソーセージ」を召しあがっていただくことができるようになりました。

【図】内装フィルムの開け方

用語集

※1:超音波シール
発信機が振動して超音波を発生させ、樹脂に超音波振動を与えると摩擦熱により局所的瞬間的に昇温して溶かします。周波数20KHz(キロヘルツ)以上の音波を「超音波」と呼びます。
※2:ケーシング
フィッシュソーセージを包んでいる包装材料で、塩化ビニリデンという樹脂製のフィルムを使用しています。通常のポリ袋に比べ酸素透過度が低く、安定した材料となります。

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