2019年3月期第1四半期決算説明会Q&A要旨

2018年11月12日開催

Q

米国での高純度EPAの効能の臨床試験「REDUCE-IT」の結果は、ファインケミカル事業の収益にいつ頃から貢献しそうか、またその収益規模について教えて欲しい。

A

同試験の結果から、高純度EPAマーケットは大きく拡大する可能性が高くなったと考えている。しかしながら、当社への影響については現状不明なことが多く、収益貢献の時期や規模などについて、今後の状況変化により公表できる内容が固まれば改めてお知らせする。

Q

競合他社によるEPA生産能力増強の動向などについて、今後の見通しを教えて欲しい。

A

「REDUCE-IT」の結果公表により、競合他社が生産能力を増強する可能性はある。当社としては品質面や価格において競争力をさらに強化する努力を継続したい。

Q

EPA生産体制の見直しや設備投資に関する詳細について教えて欲しい。

A

大きな投資は当面予定していない。生産におけるボトルネック工程に投資をすることで利益の最大化を図るとともに、将来的な供給量の拡大に向けた準備を進めていく。

Q

ファインケミカル事業で、2018年度下期に利益率が向上すると見込む要因と、今後の収益性の見通しについて教えて欲しい。

A

下期の利益率向上については、工場稼働の変動や通販事業が徐々に収益改善してきていることも要因である。今後は、鹿島医薬品工場の償却費が2019年度以降減っていくこともプラス要素になると考える。

Q

食品事業における国内市場の販売状況や、今後の戦略などを各カテゴリーに分けて教えて欲しい。

A

冷凍食品は、一食完結型の米飯や麺類、冷凍野菜などが伸びた。練り製品は、市場が縮小傾向にある中で順調に推移している。一方、原料が不足している常温食品は苦戦している。今後については、魚肉ソーセージは、すりみ価格のコストアップに対応するため、価格戦略を慎重に見極める必要があると考える。常温食品も、価格交渉をしながら利益を残す体制を構築する。チルド事業は、新工場による売上増を見込む。また、TV 放映による白身魚の健康訴求の影響で、10 月は魚肉ソーセージや練り製品が好調に推移しており、魚自体の健康面へ焦点を当てた施策も進めていく。

Q

南米鮭鱒養殖事業の第3 四半期以降の収支の見通しについて教えて欲しい。

A

生産面では、養殖成績なども含めて順調に推移している。販売面でも、年末まで大きく相場を下落させるような要因は考えていない。天然魚の状況を鑑みても、養殖魚の価格への影響はほとんどないと考えている。

Q

水産事業は下期の利益計画が大きいが、その要因について教えて欲しい。

A

在庫の整理が出来ているので、年末の最需要期に向けて、国内では鮭鱒やえびの消費者キャンペーンなどを活用した販売促進、海外では南米養殖事業の復調や欧州商事事業のマーケット拡大などを進めていくことで、利益計画を達成したい。