ニッスイグループ中期経営計画

MVIP+(プラス)2020

2018年3月期決算および中期経営計画説明会(2018年5月23日開催)

代表取締役 社長執行役員 的埜 明世

1. 基本的な考え方

経営の基本方針「水産資源の持続的利用と地球環境の保全に配慮し、水産物をはじめとした資源から、多様な価値を創造し続け、世界の人々のいきいきとした生活と希望ある未来に貢献する。」を実現するため、2016年に「CSR行動宣言」を制定しました。
この方針と宣言に基づき、新中期経営計画では、独自の技術を活かし、持続可能な水産資源から世界の人々に健康をお届けしてまいります。

持続可能な水産資源から世界の人々を健康に

2. 主要戦略

新中期経営計画「MVIP+(プラス)2020」では、事業を通じた社会課題への取組の強化により、企業価値向上に努めてまいります。

① 持続可能な水産資源の利用と調達の推進

  • 当社グループの取り扱う水産物の資源状態を把握し、その持続可能性への配慮など当社の対応状況について適宜発信してまいります。
  • 原料/製品の調達において、人権の尊重などに配慮した「CSR調達」をサプライヤーとともに進めてまいります。

② 資源の最大活用と製品ロスの最小化を目指し、動植物性残渣の削減や賞味期限延長などの検討

③ 水産資源などの素材がもつ機能を活かした、健康に寄与する医薬原料や食品の拡大

④ ライフスタイルの変化に対応した事業への構造転換

  • 日本に限らず欧米でも社会環境の変化に伴い、食事に求められるものが変わってきています。簡便/即食などのニーズに対応した美味しく、鮮度の良い商品を拡大すると同時に、これらの加工・生産機能の強化・再編を進めてまいります。

⑤ 海外展開の加速

  • 水産/食品事業における、欧州での更なる拡大とアジアへの注力
  • 医薬原料の海外展開

⑥ 水産資源の持続可能性につながる研究開発の更なる強化

  • 養殖事業の海外展開や新魚種への挑戦
  • 新規機能性脂質の研究

⑦ 働き方改革や健康増進支援策等を通じた健康経営の推進

⑧ コーポレートガバナンスの強化

3. 投資・財務戦略

1)投資戦略

国内外ともに成長事業への設備投資を強化し、持続的な成長を目指します。

水産事業 230億円
食品事業 360億円
ファインケミカル事業 60億円
物流・海洋事業他 150億円
M&A他 100億円
投資総額 900億円
減価償却費 570億円

2)財務戦略~事業リスクに対応できる財務体質に向けて~

持続的な成長を財務面から支えるために、①収益力の強化、②投資効率の良い経営、③自己資本の充実による経営安定化を進めます。また、グループ会社を含めROAを指標とした投資管理の更なる強化を進めてまいります。

(成長分野への投資と株主還元)

キャッシュフロー

4. 中期経営計画MVIP+(プラス)2020の目標とする姿(KPI)

2020 年度計画 2017 年度実績 増減率
売上高 7,560 億円 6,830 億円 111%
営業利益 290 億円 234 億円 123%
経常利益 320 億円 248 億円 129%
当期純利益 220 億円 173 億円 127%
ROA 4.5% 4.0%
(参考)ROE 12.0% 13.4%
  • ※算出に用いた為替レート:USD 110 円 EUR 135 円
  • ※ROA = {「当期純利益」+「支払利息」×(1-実効税率)}/{(前期末「資産合計」+当期末「資産合計」)÷2}
(将来に関する記述等についてのご注意)

本資料に記載されている、当期ならびに将来の業績に関する見通し等は、現在入手可能な情報に基づき当社の経営者が合理的と判断したものであり、これらの達成を保証するものではありません。
実際の業績は、様々な要因の変化により、見通し等とは大きく異なることがあります。その要因としては、市場の経済状況および製品の需要の変動、為替相場の変動、国内外の各種制度や法律の改定等が含まれます。
従いまして、本資料の利用は、利用者の判断によって行いますようお願い致します。本資料の利用によって生じたいかなる損害についても、当社は一切責任を負うものではないことをご認識頂きますようお願い申し上げます。