フランスの水産加工食品会社Cite Marine社の株式取得について

2007年10月1日

日本水産株式会社(代表取締役社長;垣添 直也)は、2007年10月1日にフランス国内で水産物を主とする冷凍食品、チルド食品の製造・販売を営み、長年にわたり当社グループの取引先であったCite Marine(シテマリン)社(以後 Cite Marine社)の株式59%を取得することで同社と合意に至りましたのでお知らせします。取得金額は約26億円(16.8百万ユーロ)になります。本件は、欧州の持ち株会社であるニッスイ・ヨーロッパ社(オランダ)へ増資し、同社がCite Marine社の株式を取得します。

ニッスイグループは前中期計画(TGL計画:2001年~2005年)で構築したSealord社(本社:ニュージーランド)とのパートナーシップをベースに、03年にニッスイ・ヨーロッパ社の有する産業用白身魚販売機能をJ.P.Klausen社(本社:デンマーク)へ、04年にはスペイン・ポルトガルにおける同機能をEuropacifico社(本社:スペイン)に統合しました。

また、06年にはフードサービスと小売業における販売強化のためNordic Seafood社(本社:デンマーク)の買収を実現、汎ヨーロッパの産業用・フードサービスと小売業という3業態を横断する水産物販売事業の基盤を構築してきました。

さらに、06年度よりスタートした中期経営計画(新TGL計画:2006年~2011年)に基づき、北米と同様、ヨーロッパにおいても"水産資源をお客様の価値に変換する"一貫事業体制を構築すべく「メーカー機能」を有することを目指しておりましたが、強い製品開発力を有するCite Marine社は、当社グループとのシナジーを最大化できるパートナーであり、欧州における水産・食品加工事業の拠点となると判断し、同社株式を取得することといたしました。

これによりCite Marine社の技術力とグループ会社の生産技術を融合し付加価値商品を開発するとともに、同社はもとよりヨーロッパのグループ販社を通じ販売拡大を図ってまいります。

なお、同社が加わることにより、ニッスイグループのヨーロッパでの売上規模は、傘下の水産物販社であるNordic Seafood社とEuropacifico社もあわせると約500億円(312百万ユーロ)*に拡大します。

  • *グローバルグループリンクスベースでの売上金額(持分法適用会社含む)。

《Cite Marine社の概要》

名称
Cite Marine S.A.S.
本社
フランス(Carrefour industriel du Porzo,Kervignac市)
代表者
Daniel Gallou(President)
創立
1990年
株主
ニッスイヨーロッパ社(59%)、Gallou family(41%)
売上高
約102億円(2006年度:約64百万ユーロ)
主要商品
フライ製品(冷凍品・チルド品)、冷凍野菜調理品、冷凍串揚げ製品他
販売先
小売51% フードサービス49%
従業員
約400人

以上