助子事業の拡大について

2010年1月27日

日本水産株式会社(代表取締役 社長執行役員 垣添 直也)は、平成21年12月7日当社100%の出資により博多まるきた水産株式会社*1(代表取締役社長 本田信雄)を設立し、かねてより民事再生中である株式会社博多まるきたからの事業譲渡を受けるべく準備を進めて来ました。平成22年1月20日福岡地方裁判所より株式会社博多まるきたから申請されていた事業譲渡申請が許可がされましたのでご報告いたします。

博多まるきた水産株式会社は、株式会社博多まるきたが保有していた本社工場、築港工場、古賀工場の3工場の土地・建物および『博多あごおとし』等の商標を含む事業を約5億円で買取り、原則全ての従業員を受け入れて、2月1日を譲受日として事業を開始いたします。

また、助子事業については平成22年2月末までに株式会社東京キタイチ*2(代表取締役社長 渡邊重一)の第三者割当増資(260株:約70百万円)を引き受け、弊社の持分法適用会社とすることを決定しましたこともあわせてご報告いたします。同社とは1990年来、原卵供給での取引関係があり、4月着工予定の同社北海道工場の増改築目的の資金調達のための増資引受となります。

ニッスイグループはこれまで、練り製品やフィッシュハム・ソーセージの原料となるすけそうたらへの資源アクセスに強みを持ち、資源から最終製品までの白身魚一貫事業を構築してまいりました。これに加え、助子につきましては博多まるきた水産株式会社と株式会社東京キタイチの持つ商品群とそれぞれの会社が持つ加工技術とブランド価値を当社事業に加えることで、現有の中国での加工機能、弊社八王子総合工場の加工機能とのシナジーが可能となり、助子事業を原卵中心のビジネスから加工中心のビジネスへ変革を実現します。また、今後、これらの機能を生かした商品の海外市場への展開にも着手し、助子事業全体の拡大と高収益化を目指します。

この度の助子加工・販売事業会社への投資(グループ化)は、2006年度よりスタートした中期経営計画(新TGL計画:2006年度~2011年度)の方針に沿い、"水産資源をお客様の価値に変換する"ために一貫事業体制を強化し、ローカルリンクス、グローバルリンクスの機能を充実させることでニッスイグループのシナジーを最大化させるという、グループ経営戦略に基づくものです。

*1博多まるきた水産株式会社の概要
名称
博多まるきた水産株式会社
所在地
福岡県福岡市西区石丸4丁目9番15号
代表者
代表取締役社長 本田信雄 ※元大分中央水産株式会社 代表取締役社長
設立
平成21年12月7日
資本金
1000万円
株主
日本水産(株) 100%
*2株式会社東京キタイチの概要
名称
株式会社東京キタイチ
所在地
埼玉県吉川市栄町87-1
代表者
代表取締役社長 渡邊重一
設立
昭和57年6月
資本金
90,226千円 ※今回の増資後
株主
渡邊重一 51.52%、渡邊あけみ 9.09%、日本水産(株) 39.39%

以上