第30回「海とさかな」自由研究・作品コンクール入賞者決定

2011年11月16日

日本水産株式会社(代表取締役 社長執行役員 垣添直也)が協賛する第30回「海とさかな」自由研究・作品コンクールの入賞者が決定いたしましたのでお知らせいたします。

小学生の皆さんを対象に、「海とさかなとわたしたち」というテーマで海とさかなに関してさまざまな角度から体験を通じて学んでいただき、作品を応募いただく第30回「海とさかな」自由研究・作品コンクール(主催:朝日新聞社、朝日学生新聞社 後援:農林水産省、文部科学省、独立行政法人海洋研究開発機構、独立行政法人水産総合研究センター、公益財団法人海外子女教育振興財団 協力:社団法人日本動物園水族館協会、公益社団法人日本水産学会協賛:日本水産株式会社)の入賞作品が、11月12日(土)開催の最終審査会で決定いたしました。

今回の応募作品数は26,769作品(前回実績:26,132作品)で、全国の小学校・団体・海外の日本人学校・補習授業校などから26,790名(男子13,792名、女子12,998名/共同作品21作品)が参加しました。団体応募学校数は1,034校(前回実績:1,125校)、個人での応募作品数は819作品(前回実績:654作品)となりました。今回も、第19回より引き続き全ての都道府県から応募がありました。

また、公益財団法人海外子女教育振興財団のご協力により、海外の日本人学校・補習授業校40校(前回実績:35校)より899作品(前回実績:680作品)が寄せられました。

コンクールは昭和57年(1982年)にスタートしてから今年で30回目となり、応募総数は567,352作品となりました。

この度16作品が各賞に選ばれました。また、海外作品特別賞1作品含め優秀作品賞として97作品、学校・団体協力賞として50校が選出されました。

表彰式は、12月10日(土)浜離宮朝日ホールにて行われます。入賞者へは賞状ならびに記念の楯とともに、5万円の図書カードと、入賞者ならびにご家族の皆さまに東京ディズニーリゾートへのご招待が副賞として贈られます。今回も、ご応募いただいた全ての方々に"海とさかな博士号認定証"と"参加賞"が贈呈されます。

1.第30回コンクール募集活動の特徴

学校数や児童数が減少しているなか、3月の東日本大震災の影響があり作品応募数の減少が懸念されましたが、絵画分野や海外からの応募が増え、全体の作品応募数は増加しました。

夏休みの企画では、後援の独立行政法人水産総合研究センターと独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)の協力により、一般公募による抽選で選ばれた小学生4~6年生を対象に瀬戸内海地方(広島県)および横須賀・三浦海岸(神奈川県)で漁業、養殖、水産加工、水産流通、海洋調査に関する体験イベントを実施し、参加者からも多くの作品が寄せられました。また、朝日学生新聞社主催の「朝小・リアルサイエンス サマースクール in 学習院女子大学」では、公益社団法人日本水産学会が開催した「うなぎのひみつ」特別ワークショップの中で作品制作のテーマ作りに助言をいただきました。また、昨年と同様に「海とさかな」自由研究・作品コンクールホームページでは「ととけん(日本さかな検定協会)」とタイアップして作成した全国魚市場マップを掲載して各地の旬の地魚情報を提供したり、近畿圏の回転寿司チェーン店頭での応募促進活動を実施いたしました。

一連のPR活動により、昨年実績を上回る26,769作品の応募となりました。

2.第30回の応募作品の特徴

  • 子どもたちが実際に現場に足を運び、「体験を通じて学ぶ」という姿勢の大切さが定着してきており、実体験をもとに制作している作品が多く見受けられました。「観察図」分野では、今年から応募対象を1~3年生に限定し低学年からのコンクール参加を促進した結果、身近な生き物を題材にした子どもらしい作品が多数寄せられました。
  • 「自由研究」「絵画」分野の作品数がそれぞれ前年比107%、104%と増加しました。

3.各部門の特徴

①研究部門《観察図》(応募作品数:236作品前回308作品)

  • テーマとしていかやたこ、かに、やどかり、さんま、あじのような身近な海の生き物を取り上げた作品が多く寄せられました。
  • 見栄えは下手でも子どもらしい自らの手で仕上げたと思われる作品や、かにの足は何本?など子どもならではの疑問が研究のきっかけになっている作品には高評価が与えられました。

②研究部門《自由研究》(応募作品数:585作品前回546作品)

  • 海辺や水族館へ行って取り組むテーマを見つけたり、大学の先生に電話で質問して疑問点を確かめたり、食品工場を視察するなど自分で行動して研究を進める姿勢が見受けられました。
  • さかなやえびなどを家で飼育・観察した研究には、優秀な作品が多く見られました。
  • 応募期間内に研究を終えられず疑問が残ったままの作品や、研究方法が分らずまとめきれなかった作品もあり、来年度以降への取り組みが期待できます。

③ 創作部門《絵画》(応募作品数:24,892作品 前回:24,029作品)

  • 海の中を泳ぐさかな達を描いた作品が多数を占めています。
  • 原色を用いた色鮮やかな作品が多い反面、海の中をブルー系統の色で表し、サメやマンボウを写実的に描いた静かで何か問いかけるような作品も見受けられました。

④創作部門《絵本》(応募作品数:145作品 前回:190作品)

  • 水彩絵の具、色鉛筆、マーカー、貼り絵、布を使った絵本など、画材が多彩で個性的な作品が多くありました。

⑤創作部門《工作》(応募作品数:654作品 前回:731作品)

  • ペットボトルや空き箱を使ったミニ水族館の作品が多く見られました。また電飾やモーターを使うなど工夫された作品も多く寄せられました。

⑥創作部門《作文》(応募作品数:227作品 前回:281作品)

  • 家族旅行での体験をつづった作品が多く見受けられました。
  • さかなになりきって物語を展開していくような独創的な作品もありました。

⑦創作部門《音楽》(応募作品数:30作品 前回:47作品)

  • 歌詞カードやDVDパッケージを絵や写真などで装飾したものが多くありました。

4.県別応募数から見た状況

  • 海の無い内陸県からの作品数が増加し(4,713作品、688作品増)、全体の応募総数を押し上げる要因となりました。
  • 震災の影響が危惧された宮城県、福島県では減少しましたが(443作品減)、北海道、東北地方、茨城県の東日本全体では作品数は2,821作品(17作品増)でした。
  • "コンクール応募専用画用紙"(約3万枚)を希望校へ送付していることも効を奏し、専用画用紙による観察図、絵画の作品数は7、237作品(238作品増)となりました。

5.各部門別入賞作品、海外作品特別賞、学校団体協力賞、優秀作品賞

「研究部門」入賞(8作品)

作品名 氏名 学年 所属名
農林水産大臣賞 お魚ソーセージのけんきゅう(自由研究) 望月 麻結香 1 神奈川県 鎌倉市立西鎌倉小学校
文部科学大臣賞 根治不能!タツノオトシゴの命を救いたい
(自由研究)
大河内 瞳 5 大阪府 大阪市立真田山小学校
海洋研究開発機構
理事長賞
海水のひみつ
(自由研究)
近藤 聡 2 滋賀県 滋賀大学教育学部附属小学校
水産総合研究センター
理事長賞
あさりのなぞ?
(自由研究)
永井 美穏 2 東京都 筑波大学附属小学校
朝日新聞社賞 すさ川のあゆのかんさつ図
(観察図)
重永 燿平 3 山口県 萩市立育英小学校
朝日学生新聞社賞 大実験 海で釣った魚を水道水で飼う
(自由研究)
外谷 観周 5 東京都 文京区立金富小学校
日本水産株式会社賞 魚の切り身は、なぜ虹色に光るのか
(自由研究)
渡辺 凜音 5 東京都 品川区立第三日野小学校
審査員特別賞 かにのあしのかずは8ほん?6ぽん?
(観察図)
桐井 海舟 1 奈良県 近畿大学附属小学校

「創作部門」入賞(8作品)

作品名 氏名 学年 所属名
農林水産大臣賞 かつおうり
(作文)
井町 真生 1 山口県 萩市立白水小学校
文部科学大臣賞 サッパのなみだ
(絵本)
平田 航暉 3 神奈川県 清泉小学校
海洋研究開発機構
理事長賞
お魚カルタ
(工作)
吉原 芽吹 4 東京都 港区立赤坂小学校
水産総合研究センター
理事長賞
海とさかなとわたしたち
(絵画)
所澤 樹生 6 千葉県 市原市立姉崎小学校
朝日新聞社賞 ある海の話
(作文)
豊川 遼馬 6 東京都 玉川学園小学部
朝日学生新聞社賞 いいだこアサギの大ぼうけん
(絵本)
谷川 旦誼 4 佐賀県 佐賀市立高木瀬小学校
日本水産株式会社賞 にじ色クラゲの海
(絵画)
遠渡 相心 2 兵庫県 神戸市立名谷小学校
審査員特別賞 生きもの大すき
(絵画)
山崎 滉平 6 長崎県 諫早市立北諫早小学校

海外作品特別賞(1作品)

作品名 氏名 学年 所属名
海外作品特別賞 ごみをすてないで
(絵本)
小林 佳乃 6 インド ニューデリー日本人学校

海外作品特別賞含め、優秀作品賞94作品

学校・団体協力賞(50校)

団体名 都道府県
越谷市立鷺後小学校 埼玉県
貝塚市立東小学校 大阪府
福岡市立賀茂小学校 福岡県
堺市立野田小学校 大阪府
福山市立蔵王小学校 広島県
加須市立北川辺西小学校 埼玉県
熊谷市立熊谷西小学校 埼玉県
呉市立川尻小学校 広島県
豊川市立小坂井東小学校 愛知県
つくば市立葛城小学校 茨城県
牛久市立神谷小学校 茨城県
府中町立府中東小学校 広島県
東海村立舟石川小学校 茨城県
八尾市立大正小学校 大阪府
袋井市立浅羽南小学校 静岡県
扶桑町立扶桑東小学校 愛知県
三浦市立上宮田小学校 神奈川県
三浦市立初声小学校 神奈川県
いわき市立中央台北小学校 福島県
富士河口湖町立船津小学校 山梨県
近畿大学附属小学校 奈良県
阪南市立上荘小学校 大阪府
土佐市立宇佐小学校 高知県
香港日本人学校 小学部香港校 日本国外
越谷市立東越谷小学校 埼玉県
貝塚市立木島小学校 大阪府
泉佐野市立上之郷小学校 大阪府
智辯学園奈良カレッジ小学部 奈良県
鳴門市立鳴門西小学校 徳島県
柏原市立旭ケ丘小学校 大阪府
在マレーシア日本国大使館附属・クアラルンプール日本人会日本人学校 日本国外
大阪市立宝栄小学校 大阪府
川口市立芝樋ノ爪小学校 埼玉県
神戸市立名谷小学校 兵庫県
堺市立浜寺石津小学校 大阪府
鯖江市立進徳小学校 福井県
松山市立伊台小学校 愛媛県
国立学園小学校 東京都
草津町立草津小学校 群馬県
御坊市立湯川小学校 和歌山県
東広島市立小谷小学校 広島県
神戸市立有野台小学校 兵庫県
追手門学院小学校 大阪府
大阪教育大学附属天王寺小学校 大阪府
朝霞市立朝霞第三小学校 埼玉県
東広島市立高美が丘小学校 広島県
青山学院初等部 東京都
富士市立青葉台小学校 静岡県
グアム日本人学校 日本国外
江戸川区子ども未来館アカデミー 東京都

上記、入賞作品(16作品)、海外作品特別賞(1作品)、学校・団体協力賞(50校)につきましては、後日、朝日小学生新聞紙面および「海とさかな」自由研究・作品コンクールのHP(http://www.umitosakana.com/新しいウィンドウで開きます。)へ掲載いたします。

最終審査員の先生方(14名 敬称略)

審査委員長
西宮 嗣
(教育評論家)
坂本 和弘
(葛西臨海水族園 副園長)
岸 ユキ
(女優)
神津 カンナ
(作家・エッセイスト)
秋本 治
(漫画家)
武井 篤
(農林水産省 水産庁 研究指導課長)
日置 光久
(文部科学省 初等中等教育局 視学官)
佐藤 孝子
(海洋研究開発機構 地球情報研究センター 技術副主幹)
岸田 達
(水産総合研究センター 研究推進部 研究主幹)
飛田 浩昭
(私立青山学院初等部 教諭)
森田 和良
(筑波大学附属小学校 教諭)
上田 俊英
(朝日新聞社 科学医療部長)
下高原 拓
(朝日学生新聞社 広報・教育メセナ部長)
佐藤 高輝
(日本水産株式会社 執行役員総務広報部長)

事務局審査員の先生方(6名 敬称略) ※事務局審査会10月29日(土)実施

さとう 有作
(漫画家)
他谷 康
(海洋研究開発機構 事業推進部 広報担当役)
角埜 彰
(水産総合研究センター 経営企画部広報室 広報コーディネーター)
白石 収
(朝日学生新聞社 広告部長)
杉山 健一
(日本水産株式会社 総務広報部広報課長)
奥山 進次
(「海とさかな」自由研究・作品コンクール事務局)

以上