第31回「海とさかな」自由研究・作品コンクール入賞作品決定

2012年11月16日

日本水産株式会社(代表取締役 社長執行役員 細見典男)が協賛する第31回「海とさかな」自由研究・作品コンクールの入賞作品が決定いたしましたのでお知らせいたします。

小学生の皆さんを対象に、「海とさかなとわたしたち」というテーマで海とさかなに関してさまざまな角度から体験を通じて学んでいただき、作品を応募いただく第31回「海とさかな」自由研究・作品コンクール(主催:朝日新聞社、朝日学生新聞社 後援:農林水産省、文部科学省、独立行政法人海洋研究開発機構(以下JAMSTEC)、独立行政法人水産総合研究センター(以下 水総研)、公益財団法人海外子女教育振興財団 協力:公益社団法人日本動物園水族館協会、公益社団法人日本水産学会 協賛:日本水産株式会社(以下 ニッスイ))の入賞16作品および優秀作品賞96作品、作品制作・応募に積極的に取り組んでいただいた学校・団体に贈られる学校・団体協力賞50校が11月10日(土)開催の最終審査会で決定いたしました。

今回の応募作品数は29,837作品(前回:26,769作品)となり、第1回からの応募作品総数は597,189作品となりました。全国の小学校・団体、海外の日本人学校・補習授業校などから29,847名(男子15,237名、女子14,610名/共同作品10作品)の応募があり、学校(団体)応募数は1,111件(前回:1,034件)、個人での応募作品数は985作品(前回:819作品)となりました。今回も第19回より引き続き全ての都道府県から応募がありました。

また、公益財団法人海外子女教育振興財団のご協力により、海外の日本人学校・補習授業校44校(前回:40校)より1,214作品(前回:899作品)が寄せられました。

表彰式は、12月8日(土)ロイヤルパークホテル(東京都中央区)にて開催されます。入賞者へは賞状ならびに記念の楯、副賞が贈られます。今回もご応募いただいた全ての小学生に“海とさかな博士号認定証”と“参加賞”が贈呈されます。

1.第31回「海とさかな」自由研究・作品コンクール募集活動について

学校数や児童数が減少しているなか、同コンクールをより多くの小学生に知っていただくことを目的に、夏休み中に実施する「体験学習ツアー」の開催数をこれまでの2回から12回に増やしました。また今年度から日本水産学会の協力を得て、同学会所属の研究者や大学の先生に小学校に出張いただき、海やさかな、水産業に関する講義を行なう「出張授業」を5回開催しました。

「体験学習ツアー」では、一般公募の中から抽選で選ばれた小学生3~6年生が、水総研志布志庁舎(鹿児島県)、同百島庁舎(広島県)、JAMSTEC横須賀本部(神奈川県)、東京海洋大学館山ステーション(千葉県)、葛西臨海水族園(千葉県)をはじめとし、ニッスイおよびニッスイグループの研究施設や食品生産工場、養殖施設などを訪問しました。訪問先では、うなぎの稚魚への給餌やさかなの解剖、顕微鏡観察、海洋資源調査用ロボットの操作、ちくわ作り、さかな料理教室などさまざまな体験イベントに挑戦しました。

「出張授業」は北海道中標津町立丸山小学校、福島県いわき市立鹿島小学校、東京都練馬区立大泉東小学校、神奈川県三浦市初声小学校、大阪府藤井寺市四天王寺学園小学校の5校で開催されました。日本水産学会所属の先生から地元の魚の生態やその海域の環境、漁業などについての講義が行われ、子供たちは初めて聞く話に興味深く聞き入っていました。

2.第31回の応募作品の特徴

研究部門、創作部門の両部門ともに作品のレベルが例年より高くなっていたため、入賞作品の選考もより難しくなりました。海の不思議さに好奇心を抱き、その不思議に対する答えを探求した作品、海の生き物と仲良く共存して海を大切にしていきたいと子供らしい純粋な願いがこもった作品が多くありました。

3.各部門の特徴

①研究部門《観察図》(応募作品数:365作品 前回:236作品)(1~3年生限定)

  • さけやまぐろ、いか、あじなどの身近な生き物を題材にした作品や形の面白いクラゲ、深海魚をテーマにした作品が多数寄せられました。
  • 日本ザリガニとアメリカザリガニの比較、あなごとうなぎの比較、えびはなぜ赤くなるのか?など来年度以降の自由研究へ発展しそうな作品に期待が持てました。

②研究部門《自由研究》(応募作品数:623作品 前回:585作品)

  • 研究テーマとして、さけ、まぐろ、えび、あさり、じんべいざめを扱ったものが多くありました。
  • さかなの観察だけにとどまらず、そのさかなの料理レシピにも研究範囲が広がったり、食文化の歴史的背景まで詳細にレポートしたり、子どもたちの無限の探究心が垣間見られる作品が多くありました。
  • さかなをテーマとして選ぶのではなく、海の色の研究や地元の海域や湖沼の資源調査、海洋調査に参加するなど、自からの体験を基にしたレポート、研究作品も多くありました。

③ 創作部門《絵画》(応募作品数:27,634作品 前回:24,892作品)

  • 海の中を泳ぐさかな達を描いた作品が多数を占めています。スケッチ的なもの、幻想的なものから、細部までしっかりと書き込まれた写実的なもの、点描画法を用いて描かれた作品まで、ユニークな作品が増えてきました。
  • 版画の画法を取り入れたものや黒い画用紙を使ったものまで、子どもたちの工夫が大いに感じられました。

④創作部門《絵本》(応募作品数:147作品 前回:145作品)

  • 水彩絵の具、色鉛筆、マーカー、紙や布のコラージュによる作品、仕掛け絵本など、個性豊かな作品が寄せられました。

⑤創作部門《工作》(応募作品数:609作品 前回:654作品)

  • 海や海の中の風景を紙粘土などで作った造形作品が多くありました。また、電飾やソーラーパネル、モーターなどを使って、光ったり動いたりする作品もありました。

⑥創作部門《作文》(応募作品数:459作品 前回:227作品)

  • 例年、応募数が減少傾向にあった作文分野での応募数が大幅にアップしました。
  • さかなを擬人化した物語のような独創性のあるものや家族とのふれあい、水族館に行ったこと、工場見学に行ったことなどの体験談も数多くありました。

4. 都道府県別応募状況など

  • 海の無い県からの作品数は5,143作品となり今年も増加しました(前回:4,713作品)。
  • 出張授業を実施した小学校からはいずれも応募があり、当該都道府県からの応募数が全体の数量を押し上げました。
  • 希望する小学校へ“コンクール応募専用画用紙”(約3万枚)を送付していることから、専用画用紙による観察図、絵画の作品数が8,442作品(前回:7,237作品)となりました。
  • 今回初めて、海外からの応募作品が入賞16賞のひとつ、研究部門で審査員特別賞を受賞しました。

5.各部門別入賞作品、学校・団体協力賞、優秀作品賞

「研究部門」入賞(8作品)

作品名 氏名 学年 所属名
農林水産大臣賞 びわ湖の大問題
(自由研究)
近藤 聡 3 滋賀県
滋賀大学教育学部附属小学校
文部科学大臣賞 わたしの家の小さな海
(自由研究)
瀧川 愛那 3 東京都
筑波大学付属小学校
海洋研究開発機構
理事長賞
私たちの錦江湾
~深海200mを探る旅~
(自由研究)
青木 希美 6 鹿児島県
鹿児島大学教育学部附属小学校
水産総合研究センター
理事長賞
ぼくの大切なイソスジエビ
(自由研究)
小林 隼人 6 東京都
江戸川区立第七葛西小学校
朝日新聞社賞 海の社員
~働くクラゲ~
(自由研究)
近野 絵玲奈 5 東京都
青山学院初等部
朝日学生新聞社賞 かつおぶしの研究
(自由研究)
望月 麻結香 2 神奈川県
鎌倉市立西鎌倉小学校
日本水産株式会社賞 クルマエビ
(観察図)
斎藤 春也 3 静岡県
富士宮市立大宮小学校
審査員特別賞 鯰の観察
(観察図)
高橋 紗菜 3 在インドネシア日本国大使館附属
バンドン日本人学校

「創作部門」入賞(8作品)

作品名 氏名 学年 所属名
農林水産大臣賞 家ぞくの体をつくる さかな
(作文)
渡邊 廉  2 愛媛県
今治市立上朝小学校
文部科学大臣賞 お山からのおくり物
(絵本)
谷川 旦誼 5 佐賀県
佐賀市立高木瀬小学校
海洋研究開発機構
理事長賞
釣ってみた~い、こんな魚!
(工作)
中橋 花菜 3 大阪府
四天王寺学園小学校
水産総合研究センター
理事長賞
ザトウクジラのオスの戦い
(絵画)
彦坂 崇光 3 愛知県
豊川市立小坂井東小学校
朝日新聞社賞 深海のなかまたち
(工作)
村松 藍子 2 神奈川県
小田原市立下中小学校
朝日学生新聞社賞 きれいなさかなたち
(絵画)
五十嵐 雛 1 山形県
白鷹町立荒砥小学校
日本水産株式会社賞 魚屋さん
(絵画)
小山 里杏 5 愛媛県
西条市立大町小学校
審査員特別賞 おしゃれだいすき  しんかいぎょ
(絵本)
笠原 あかり 2 兵庫県
川西市立川西小学校

学校・団体協力賞(50校)

団体名 都道府県・国・地域
貝塚市立東小学校 大阪府
越谷市立鷺後小学校 埼玉県
熊谷市立熊谷西小学校 埼玉県
湖西市立新居小学校 静岡県
府中町立府中東小学校 広島県
四天王寺学園小学校 大阪府
豊川市立小坂井東小学校 愛知県
福山市立蔵王小学校 広島県
呉市立川尻小学校 広島県
三浦市立初声小学校 神奈川県
越谷市立東越谷小学校 埼玉県
扶桑町立扶桑東小学校 愛知県
加須市立北川辺西小学校 埼玉県
在マレーシア日本大使館附属・日本人会日本人学校 マレーシア
大阪市立塚本小学校 大阪府
那須塩原市立稲村小学校 栃木県
堺市立野田小学校 大阪府
岡崎市立上地小学校 愛知県
摂津市立味生小学校 大阪府
岡山市立福浜小学校 岡山県
大阪教育大学附属天王寺小学校 大阪府
袋井市立浅羽南小学校 静岡県
大阪市立宝栄小学校 大阪府
福山市立深津小学校 広島県
いわき市立中央台北小学校 福島県
長崎市立南長崎小学校 長崎県
三浦市立上宮田小学校 神奈川県
鳴門市立鳴門西小学校 徳島県
近畿大学附属小学校 奈良県
福岡市立賀茂小学校 福岡県
草加市立草加小学校 埼玉県
貝塚市立木島小学校 大阪府
上尾市立原市南小学校 埼玉県
富士河口湖町立船津小学校 山梨県
泉佐野市立上之郷小学校 大阪府
延岡市立東海東小学校 宮崎県
土佐市立宇佐小学校 高知県
新居浜市立金子小学校 愛媛県
富田林市立小金台小学校 大阪府
御坊市立湯川小学校 和歌山県
香港日本人学校 小学部香港校 香港
宝塚市立長尾小学校 兵庫県
青山学院初等部 東京都
日本メキシコ学院日本コース小学部 メキシコ
国立学園小学校 東京都
竹原市立荘野小学校 広島県
パース日本人学校 オーストラリア
川北町立橘小学校 石川県
グアム日本人学校 アメリカ
薩摩川内市立中津小学校 鹿児島県

上記、入賞作品(16作品)、学校・団体協力賞(50校)優秀作品賞(96作品)につきましては、後日、朝日小学生新聞紙面や「海とさかな」自由研究・作品コンクールのHP(http://www.umitosakana.com/新しいウィンドウで開きます。)へ掲載いたします。

最終審査員の先生方(14名 敬称略)

審査委員長
西宮 嗣
(教育評論家)
坂本 和弘
(葛西臨海水族園 副園長)
岸 ユキ
(女優)
神津 カンナ
(作家・エッセイスト)
秋本 治
(漫画家)
遠藤 久
(農林水産省 水産庁増殖推進部 研究指導課長)
日置 光久
(文部科学省 初等中等教育局 視学官)
佐藤 孝子
(海洋研究開発機構 地球情報研究センター 技術副主幹)
岸田 達
(水産総合研究センター 研究推進部 研究主幹)
飛田 浩昭
(私立青山学院初等部 教諭)
森田 和良
(筑波大学附属小学校 教諭)
上田 俊英
(朝日新聞社 科学医療部長)
松本 宏樹
(朝日学生新聞社 広報・教育メセナ部長)
佐藤 高輝
(日本水産株式会社 取締役執行役員 総務広報部長)

事務局審査員の先生方(6名 敬称略) ※事務局審査会10月27日(土)実施

さとう 有作
(漫画家)
三輪 哲也
(海洋研究開発機構 海洋工学センター グループリーダー)
角埜 彰
(水産総合研究センター 経営企画部広報室 広報コーディネーター)
金丸 義郎
(朝日学生新聞社 広告部長)
奥山 進次
(「海とさかな」自由研究・作品コンクール事務局)
杉山 健一
(日本水産株式会社 総務広報部広報課長)

以上