日本政策投資銀行「DBJ環境格付」の最高格付を、水産業界で初の取得

2019年3月25日

日本水産株式会社(代表取締役 社長執行役員 的埜明世、東京都港区、以下ニッスイ)は、株式会社日本政策投資銀行(東京都千代田区、代表取締役社長 渡邊一、以下DBJ)の「DBJ環境格付」において「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」とされる最高ランクの格付を獲得し、3月22日、本制度に基づいて資金を調達しました。これは水産業界では初のことです。

なお、ニッスイでは、2018年3月29日で同社の「DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付(いわゆるDBJ健康格付)」でも水産業界初の最高ランクの格付を獲得しており、今回の獲得はこれに続くものです。

DBJ環境格付2018

「DBJ環境格付」融資は、DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)により、企業の環境経営度を評点化、優れた企業を選定し、得点に応じて融資条件を設定するという、世界で初めての融資メニューです。

具体的な評価点については以下のとおりです。

  • (1) 水産資源調達の関する大規模調査やCSR調達アンケート等の実施によりサステナブルなサプライチェーン構築に努めるとともに、独自の養殖技術の開発に加え、ASC認証の取得やMSC認証魚の積極的な調達に取組む等、水産資源の持続的利用に配慮している点
  • (2) 魚油からEPAを精製する過程で分離される油脂をバイオマスエネルギーに活用する等、製造プロセスにおけるグループ横断的な環境負荷低減活動や、消費者に対するフードロス削減等の環境意識啓発に向けた取組みを継続している点
  • (3) トップマネジメントがコミットしたCSR行動宣言に基づき、全社横断的なサステナビリティ経営推進体制を構築し、ステークホルダーからの期待や事業戦略への影響を踏まえた非財務側面の重要課題を特定している点

ニッスイは、水産事業・食品事業・ファインケミカル事業を中心に、グローバルに事業を展開しています。水産資源の持続的利用と地球環境の保全に配慮し、水産物をはじめとした資源から、多様な価値を創造し続け、世界の人々のいきいきとした生活と希望ある未来に貢献することを経営の基本方針としています。

ニッスイでは、2016年3月に「CSR行動宣言」を制定、当社を取り巻く6つのステークホルダー「お客様」「従業員」「ビジネスパートナー」「環境」「株主」「社会」に向けたCSR行動宣言を定め、事業を通じて社会課題に取組み、企業価値を向上させることを宣言しました。

あわせて、ニッスイグループが取り組む重要課題(マテリアリティ)として以下の3つを特定しました。

  • ① 安全・安心で健康的な生活に貢献する
  • ② 豊かな海を守り、持続可能な水産資源の利用と調達を推進する
  • ③ 社会課題に取り組む多様な人材が活躍できる企業を目指す

現在取組中の中期経営計画「MVIP+(プラス)2020」(2018~20年度)では、CSR経営をさらに進化させ、「独自の技術を活かし価値を創造するメーカーを目指すこと」「持続可能な水産資源から世界の人々に健康をお届けすること」を基本方針に、社会課題に取組みながら成長と企業価値の向上を目指しています。

以上