EPA・DHAって何ですか?どうして必要なんですか?
EPA・DHAは、どちらも青魚に多く含まれる必須脂肪酸で、体内で十分量を合成することができないので、食事などから摂取する必要があります。近年、食生活の欧米化などにより、日本人の脂質の摂取量が増えていますが、魚の摂取量が減少しているために、EPA・DHAの摂取量も低下しています。さまざまな疫学調査や研究の結果から、食事中の脂肪の「質」を見直し、EPA・DHAの摂取を増やすことが注目されてきています。
EPAとDHAの違いは何ですか?どのような働きをするのですか?
EPAは、体の働きを調節する物質の原料になるなどして、主に血液・血管に働きかけて良い影響をもたらします。DHAは、脳や神経に取り込まれて、脳機能や視覚機能などの維持・改善に役立ちます。EPA・DHAの効果はこちらで詳しくご紹介しています。
EPA・DHAを摂取したほうがよいのはどのような人ですか?
子供から大人まで全ての年代の方、特に生活習慣病が気になる方や成長期のお子様におすすめします。
EPA・DHAはどのくらいの量を摂るのがよいですか?
EPA・DHAを1日1g以上摂取しても大丈夫ですか?
ニッスイでは、EPAとDHA合わせて1日3.4gを2週間摂取しても問題ないことを、試験で確認しています。また、1970年代の日本はEPAだけで農村部で1日0.9g、漁村部では1日2.5~2.8gのEPAを摂っていたという報告があります。魚を食べる日本人にとって食経験の長い、安全な成分と言えます。
EPA・DHAは毎日摂らないといけませんか?数日分まとめて摂ってもよいですか?
EPA・DHAは人間の体内では作ることが出来ないため、食事やサプリメントで補う必要があります。特にEPAはDHAと比べ体内に貯め続け難い成分です。一度にたくさんの量をとるのではなく、毎日継続的に摂取することが大切です。
魚が好きでよく食べていますが、それでもEPA・DHAは必要ですか?
EPA・DHAはいわし・さばなどの青魚に多く含まれますが、脂質自体が少ない白身魚にはあまり含まれません。またまぐろもトロの部分にはEPA・DHAが豊富ですが、赤身部分はトロの20分の1以下の量しかありません。EPA・DHAの摂取を考える時は、食べる魚の種類や調理方法を選ぶことが大切です。
現代の日本においては毎日いわしやさば料理、まぐろのトロを食べることは難しい状況ですので、EPA・DHAのサプリメントで上手に補っていただくことをおすすめいたします。
EPA・DHAをたくさん摂れるレシピを教えてください。
EPAを飲み続けて中性脂肪が下がりすぎることはありませんか?
中性脂肪が下がりすぎることはありません。EPAを飲み続けることで下がった中性脂肪を維持する効果があります。EPAは血液中の中性脂肪が多過ぎる時に、体内で「不要な脂肪を出しなさい」とか「貯めないようにしなさい」と言った指令を出す仕組みに働きかける作用があることがわかっています。このため、適正値になった中性脂肪を下げ続けるということはありません。
EPAでアトピーや花粉症が良くなりますか?
アレルギーの原因は多岐にわたりますので一概には言えませんが、EPAには、抗アレルギー効果が期待されています。アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎(花粉症)についての研究結果も報告されています。
DHAで頭が良くなるって本当ですか?
DHAが注目されるようになったのは、1989年に英国のマイケル・クロフォード博士が「日本人の子供の知能指数が高いのは、文化的背景の違いが主因であるにしても、日本人が魚を多食してきた歴史的な食習慣に起因しているかもしれない。日本人の母乳中には欧米人に比べDHAの含有量が高く、このDHAこそが胎児の脳の発育に極めて重要な因子である。」と発表したことがきっかけです。その後の研究の結果、DHAは血液脳関門という脳細胞にいたるバリアーを通過して人間の脳細胞や神経組織に存在し、脳のはたらきに欠かせない成分だということがわかりました。頭が良くなるとは言えませんが、頭の働きに欠かせない栄養素です。
EPA・DHAで目が良くなりますか?
DHAは人間の目の中にも多く存在します。網膜に含まれる脂肪酸の約40%はDHAで、網膜や視神経のDHAが不足してくると視力低下を招きかねません。正常な目の働きのために欠かせない成分です。DHAの摂取で動体視力が改善したと言う報告がある他、ニッスイでもEPAにドライアイの改善効果があることを確認しています。
子供がEPA・DHAを摂取しても問題ないですか?
問題ありません。EPAやDHAはお子様にも大切な栄養素ですので、ぜひご家族で摂取してください。
妊娠中や授乳中にEPA・DHAを摂取しても大丈夫ですか?
問題ありません。特にDHAは胎児や乳児の脳細胞をつくる時期に大切な栄養素で、欠乏すると正常な発育に悪影響を及ぼしますので、積極的に摂取することをおすすめします。
青魚のアレルギーがあります。EPA・DHAを摂取しても大丈夫ですか?
青魚アレルギーは青魚のたんぱく質由来の成分が原因です。青魚から抽出精製したEPA・DHAには、そのアレルギー原因物質は全く含まれていませんが、アレルギーは様々な原因で起こりますので、ご心配な場合は医師にご相談下さい。
ニッスイではどこでEPA・DHAを作っているのですか?
ニッスイでは、高品質なEPA・DHAをHACCP認定の自社工場で、原油から精製油まで一貫生産しています。ニッスイのEPA・DHAへの取り組みはこちらで詳しくご紹介しています。