教育・スポーツ支援

ニッスイおよびニッスイグループ企業では、教育・スポーツ振興への支援を通じて、日本の将来を担う子供たちや青少年の育成を目的としたさまざまな取り組みを行っています。

出張授業

ニッスイでは、小学生などを対象に社員が講師となり、魚の養殖、EPAやDHAなど魚の持つ効能、魚の調理方法などについて、学校まで出掛けて講義を行う出張授業を実施しています。

子供の頃から魚を身近に感じてもらい、「魚食」に関する知識を習得し、健全な食生活を身に付けることを学んでもらいたいという思いから、この出張授業は始められました。

ニッスイは、これからも子供たちへの教育支援を通じて、健康的な生活の実現につながる魚食の普及に努めてまいります。

事例紹介

神奈川県横浜市立笠間小学校/埼玉県川越市立大東西小学校

出張授業「食べ物の大切さを知ろう」~お魚と健康~(2017年6月6日、8日実施)
ニッスイの生活機能科学研究所から講師を派遣し、2017年6月6日、8日の両日、出張授業を実施しました。児童たちは、魚に含まれるEPAやDHAは、血液をサラサラにしたり、子供の脳の成長にとても大切であることを学びました。また、栄養バランスの良い食事を摂ることもとても重要であることを、都道府県ごとの平均寿命の推移を示しながら説明しました。沖縄県はかつて屈指の長寿県であったにもかかわらず、最近では順位が大きく下がり、これは戦後のアメリカ食文化の影響が大きく、魚食から肉食へ偏った食習慣が定着したことが主な理由となっており、日本とアメリカの給食を比べて、アメリカの給食は栄養のバランスが悪く、カロリー過多であることを示し、日本の給食の素晴らしさを理解してもらいました。

日時 学校 参加人数 講師 所属 テーマ
2017年6月6日 神奈川県横浜市立笠間小学校 5年生 128人 加藤綾華
(大橋英治 6月6日のみ参加)
日本水産 生活機能科学研究所 食べ物の大切さを知ろう。~お魚と健康~
2017年6月8日 埼玉県川越市立大東西小学校 3年生 121人

千葉県野田市立みずき小学校

食育授業「おさかな教室」(2012年11月~2013年1月実施)
2012年11月、みずき小学校の1年生から6年生の全校生徒540人を対象に、食育授業「おさかな教室」を実施しました。授業では、実際にさかな(サバ、サンマ、アジ、イワシ、秋サケ、スケソウダラ)を見て、触って、魚の名前や種類(白身魚、赤身魚、青魚)を覚えました。次に、冷たい水に、それぞれ魚の油と豚の油を入れて油の違いを知り、EPAとDHAの効能を学びました。
12月には5~6年生を対象とした、魚を利用したオリジナル弁当づくり、2013年1月には、6年生を対象に魚を使った料理教室にもニッスイ社員が参加しました。

【写真】千葉県野田市立みずき小学校

鹿児島県奄美市立崎原小学校

出張授業「マグロの不思議を学ぼう!」(2013年2月実施)
2013年2月、崎原小学校の全校生徒8人を対象に、中谷水産(株)が奄美大島で行っている黒まぐろ養殖の生態や養殖場の仕事風景などをクイズや映像を使って学習する出張授業を開催しました。
『魚などの生きているものを食べることによって人間は生かされている』ことを学びました。

【写真】鹿児島県奄美市立崎原小学校
【写真】鹿児島県奄美市立崎原小学校

広島水産(株)のさかな調理を通じた食育授業

広島水産(株)では毎年秋・冬に広島県内の中学校や高校を訪問し、さかなの調理を通じた食育授業を実施しています。

【写真】広島水産(株)のさかな調理を通じた食育授業

ラグビーへの協賛

ニッスイは、ニュージーランドラグビー協会を通じて、同国ラグビー代表チーム「オールブラックス」のオフィシャルスポンサーを1988年より、また、ニュージーランド大学ラグビー協会への協賛を2003年より続けています。

ニッスイはニュージーランド沖でトロール漁業を行ったり、同国産マトンを原料に使用した缶詰を製造した歴史があるなど、古くから同国とのつながりがありました。また、現地の会社との提携事業を通じてニッスイが培ったトロール漁業の技術移転を行ったり、合弁会社を設立するなどの関係もありました。これらを基盤にしたラグビーへの協賛は同国との友好・親善・協働関係をさらに深め、またラグビーというスポーツの振興に貢献し、今日まで継続してきたものです。

【写真】ニッスイ東京2009 ブレディスローカップ

東京・国立競技場で開催されたニュージーランド代表とオーストラリア代表の伝統の一戦「ニッスイ東京2009 ブレディスローカップ」

ニッスイはこれからもオールブラックス、そしてラグビーへの協賛を続け、ラグビーが有する「フェアネス」、「One for All , All for One」の精神が社会に浸透していくことを応援します。

グローバル水産研修プログラム

ニュージーランドの水産業の発展に貢献するため2002年から、グローバル水産研修プログラムとして、同国の少数民族マオリの若者を毎年1~2名受け入れています。

1年間に亘る研修は、全国の養殖場や研究施設に訪問、滞在して、漁獲、養殖から食品加工、販売、物流までの実習、座学を行います。日本語研修はもとより、日本の文化や消費者のニーズを理解することも、研修のプログラムに含まれています。

研修を修了された皆さんは、ニュージーランドに帰国され、母国の水産業等に従事されて活躍しています。

マオリ彫像をニュージーランドより寄贈される

2012年8月23日(木)に、ニュージーランドのAotearoa Fisheries社(AFL社)から、ニッスイ創業100周年を記念して、海の神を意味する「Te Whare o Tangaroa」と呼ばれる彫像が寄贈され、東京八王子市にある東京イノベーションセンターに設置されました。(AFL社は、ニッスイと50%ずつ出資しているニュージーランド最大の水産会社であるSealord社のパートナーです。)

彫像の除幕式にはAFL代表者8名の他に駐日ニュージーランド大使も参列し、マオリの儀式に則り、日の出前から執り行われました。この彫像は①創業100周年を迎えた当社への祝意、②当社とマオリとの友好の証、③東日本大震災および、その約1ヵ月前に発生したニュージーランド地震の犠牲者への追悼の意味が込められており、このような彫像がニュージーランド国外に寄贈されるのは初めてのことです。

彫像は来訪者を迎えるためにTICの入口を向いて設置されており、その頭部は海の神を表し、樹齢700年のトタラの木やクジラの骨、緑色石、アワビの貝殻などニュージーランドで採集されたものが使用されています。

式典は、おごそかな雰囲気のなかで民族衣装を着たマオリ女性による、神を祝福する歌で始まり、“ホンギ”という鼻と鼻とを合わせるマオリの伝統的な挨拶で終わりました。その後、細見社長(当時)やAFL社のCarl Carrington CEOなど関係者がスピーチを行い、Carl Carrington CEOはスピーチで「ニッスイとニュージーランドのマオリとの友好の証としたい」と述べられました。

【写真】「Te Whare o Tangaroa」と呼ばれる彫像