第37回「海とさかな」自由研究・作品コンクール入賞者決定

2018年11月22日

日本水産株式会社(代表取締役 社長執行役員 的埜明世)が協賛する第37回「海とさかな」自由研究・作品コンクールの入賞者が決定しましたのでお知らせいたします。小学生の皆さんを対象に、「海とさかなとわたしたち」というテーマでさまざまな角度から体験を通じて学び、作品を応募いただく第37回「海とさかな」自由研究・作品コンクールの入賞作品が、11月10日(土)開催の最終審査会で決定いたしました。

【主催】:朝日新聞社、朝日学生新聞社 【後援】:農林水産省、文部科学省、国立研究開発法人海洋研究開発機構、国立研究開発法人水産研究・教育機構、公益財団法人海外子女教育振興財団、公益社団法人日本水産学会 【協力】:公益社団法人日本動物園水族館協会 【協賛】:日本水産株式会社

応募概要

応募者数 第37回 前回 増減
【合計】 29,172人 31,627人 -2,455人
団体(学校) 28,507人 31,019人 -2,512人
個人 665人 608人 +57人
第37回 前回 増減
応募者数
【男女別】
男 子 14,411人 15,588人 -1,177人
女 子 14,761人 16,039人 -1,278人
国外応募者数 900人 926人 -26人
応募作品数 29,172点 31,622点 -2,450点

本コンクールは昭和57年(1982年)にスタートしてから37回目となり、今年の応募作品数は、29,172点、37回までの応募総数は779,777作品に達しました。
この度16作品が各賞に選ばれるとともに、海外作品特別賞1作品、学校・団体協力賞として52校が選出されました。
16作品の入賞者の表彰式は、12月8日(土)ロイヤルパークホテル(東京都中央区)にて行われます。入賞者には賞状ならびに記念の楯とともに、5万円の図書カードが贈呈され、副賞として入賞者ならびにご家族の皆さま(本人を含む3名)を有名テーマパーク(千葉県浦安市)へご招待いたします。今回もご応募いただいた全ての方に"海とさかな博士号認定証"と"参加賞"が贈呈されます。

1.第37回コンクール募集活動について

学校数や児童数が減少しているなか、同コンクールをより多くの小学生に知っていただき海や魚に興味を持っていいただくことを目的に、「体験学習」や「出張授業」を開催しました。7月にはニッスイ主催で磯の観察やシュノーケリングなどの体験学習を葉山の一色海岸で開催し、8月には海洋研究開発機構の協力を得て、小学生に水圧実験や深海の世界・生物に関する講義を行っています。さらに、ニッスイ、日本水産学会、水産研究・教育機構から研究者や大学の先生を小学校に派遣し、海やさかなに関する出張授業を行いました。

2. 第37回の応募作品の特徴

研究の対象が多様化しており、ツチホゼリやデメニギスなど今までに研究の対象に選ばれなかったような珍しい生物を扱った作品が目立ちました。また、ウナギやラブカなど話題性のある作品やマイクロプラスチックなどの環境問題をとりあげた作品が目立ちました。
今回の応募作品数は29,172作品(前年比▲2,450作品)で前年より減少しました。特に減少幅が大きい分野は、絵画で26,899作品(前年比▲2,724作品)、逆に増加が目立った分野は、作文671作品(前年比+382作品)や観察図350作品(前年比+84作品)がありました。

3. 各部門別入賞作品、グループ作品最優秀賞、学校団体協力賞

「研究部門」入賞 (8作品)

作品名 作品分類 氏名 学年
農林水産大臣賞 「さかなはどうやってわたしのくちまできたの?」 自由研究 佐瀬英麗奈 1
文部科学大臣賞 「うなぎをたべてもいいですか?」 自由研究 岩下宗也 2
海洋研究開発機構理事長賞 「こんなにおもしろい!!トビハゼにせまる!!」 観察図 中村勇吾 3
水産研究・教育機構理事長賞 「ぼくとタコ」 自由研究 安藤静冴 5
日本水産学会会長賞 「SOS!ごみから海を救え!」 自由研究 花井梓里 5
朝日新聞社賞 「メダカ カンタービレ」 自由研究 中村一葉 6
朝日学生新聞社賞 「アサリは海のルンバ☆」 自由研究 小山栞那 5
日本水産株式会社賞 「おいしかったよ、ウチワエビ」 観察図 伊野帆飛 3

「創作部門」入賞(8作品)

作品名 作品分類 氏名 学年
農林水産大臣賞 「それでも 海へ」 作文 坂下幸音 6
文部科学大臣賞 「まもってあげるね」 工作 春田咲 3
海洋研究開発機構理事長賞 「ぼくの水族館」 工作 佐々木琳史 3
水産研究・教育機構理事長賞 「とびうお王国」 絵画 島村亮佑 1
日本水産学会会長賞 「私はメダカのお母さん」 作文 德安佑香 3
朝日新聞社賞 「池の生態系」 工作 山﨑柾朋 6
朝日学生新聞社賞 「サクラ海の大ぼうけん2 〜ひとりじゃないよ 友だちになろう〜」 絵本 船曵さくら 3
日本水産株式会社賞 「しん海にすむ魚たち」 絵画 佐藤生織 3

「特別部門」入賞(1作品)

作品名 作品分類 氏名 学年
海外作品特別賞 「漁排」 工作 郭爾信 4

学校・団体協力賞(52校 順不同)

団体名 都道府県 団体名 都道府県
岡山市立福浜小学校 岡山県 藍住町立藍住南小学校 徳島県
福山市立御幸小学校 広島県 大阪市立鷺洲小学校 大阪府
扶桑町立扶桑東小学校 愛知県 大阪市立塚本小学校 大阪府
東広島市立西条小学校 広島県 豊川市立小坂井東小学校 愛知県
熊谷市立熊谷西小学校 埼玉県 湖西市立新居小学校 静岡県
河内長野市立美加の台小学校 大阪府 大阪市立堀江小学校 大阪府
大阪市立諏訪小学校 大阪府 大阪市立豊里小学校 大阪府
福山市立手城小学校 広島県 呉市立横路小学校 広島県
貝塚市立東小学校 大阪府 福山市立東小学校 広島県
福山市立深津小学校 広島県 富士河口湖町立船津小学校 山梨県
川口市立十二月田小学校 埼玉県 三浦市立初声小学校 神奈川県
福山市立蔵王小学校 広島県 広島大学附属東雲小学校 広島県
大阪市立豊新小学校 大阪府 常陸大宮市立大宮小学校 茨城県
高砂市立北浜小学校 兵庫県 広島市立伴南小学校 広島県
名進研学園名進研小学校 愛知県 御坊市立湯川小学校 和歌山県
大阪市立長居小学校 大阪府 相模原市立大野北小学校 神奈川県
八尾市立大正小学校 大阪府 雲仙市立千々石第一小学校 長崎県
横浜国立大学教育学部附属鎌倉小学校 神奈川県 延岡市立伊形小学校 宮崎県
広島市立己斐小学校 広島県 美波町立日和佐小学校 徳島県
相模原市立谷口台小学校 神奈川県 東広島市立原小学校 広島県
湘南学園小学校 神奈川県 沖縄市立諸見小学校 沖縄県
大阪市立三軒家東小学校 大阪府 香港日本人学校香港校小学部 日本国外
タイ日協会学校シラチャ校 日本国外 唐津市立大志小学校 佐賀県
青山学院初等部 東京都 郡山市立大島小学校 福島県
奈良学園小学校 奈良県 金沢市立額小学校 石川県
大船渡市立赤崎小学校 岩手県 桑名市立桑部小学校 三重県

上記、入賞作品(16作品)、海外作品特別賞(1作品)、学校・団体協力賞(52校)につきましては、後日、ニッスイウェブサイト(http://www.nissui.co.jp)、朝日小学生新聞紙面および「海とさかな」自由研究・作品コンクールのウェブサイト(http://www.umitosakana.com/)へ掲載いたします。

最終審査員の先生方 (11名 敬称略)

坂本 和弘
(多摩動物公園副園長)
廣山 久志
(農林水産省 水産庁増殖推進部 研究指導課長)
有本 淳 
(文部科学省 国立教育政策研究所 教育課程研究センター
研究開発部 学力調査官・教育課程調査官)
佐藤 孝子
(国立研究開発法人 海洋研究開発機構 地球情報基盤センター
地球情報技術部 データ管理技術グループ)
堀井 豊充
(国立研究開発法人 水産研究・教育機構 研究推進部長)
神保 充 
(日本水産学会・北里大学 海洋生命科学部 准教授)
飛田 浩昭
(西武学園文理小学校 校長) 
森田 和良
(前筑波大学附属小学校 副校長)
石田 勲 
(朝日新聞社 科学医療部長)
松本 宏樹
(朝日学生新聞社 編集部長)
森井 茂夫
(日本水産株式会社 CSR部長)

事務局審査員の先生方 (8名 敬称略)※事務局審査会10月26日実施

さとう 有作
(漫画家)
三輪 哲也
(国立研究開発法人 海洋研究開発機構 海洋基幹技術研究部
計測・複合技術研究グループ グループリーダー)
角埜 彰 
(国立研究開発法人 水産研究・教育機構 経営企画部広報課 広報コーディネーター)
神保 充 
(日本水産学会・北里大学 海洋生命科学部 准教授)
清水 賢司
(公益財団法人 海外子女教育振興財団 教育相談事業チーム 教育アドバイザー)
市川 博正
(朝日学生新聞社 広告部)
奥山 進次
(「海とさかな」自由研究・作品コンクール事務局)
杉山 健一
(日本水産株式会社 CSR部 広報課長)

以上

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