


カニカマなどのねり製品を生産している工場で、品質管理をしています。生産ラインの衛生管理や、品質の維持管理、それに必要なルール作りなど幅広く担当しています。品質管理は、安全で安心なものづくりを支える仕事のため、責任も重いのですが、その分やりがいも大きいです。
1年目は、現場の人との信頼関係もうまく築けず、また食品衛生法や衛生管理の手法など品質管理として必要な知識も乏しくて、周りの人たちから頼られることが少なく、悔しい思いをしていました。なので、できる限り現場に足を運び、現場の人たちとコミュニケーションを重ねて、知識と情報を吸収することを心がけていましたね。最近は、少しずつですが、相談も増えてきているので、嬉しいです。
学生の頃は商品開発をしたいと思っていました。しかし、商品は、最終的には工場で生産されるものなんですよね。だから、現場の設備や衛生管理を知ることって何より大切で、採用選考で人事との面接を重ねるうちに、ものづくりの現場に関わりたいと思うようになり、工場を志望しました。ですから、配属は希望通りでした。
人を大切にする温かい会社ですね。先輩や上司が、私が思い描くビジョンに対して、どうアプローチすべきかを一緒に考えてくれますし、研修なども充実しています。今の私が前向きに仕事に取り組めているのは、一人で悩んだり、抱え込んだりしないような仕組みや体制が整っているからだと思います。
品質管理の仕事は、課題解決に時間のかかるものや、結果が数値として出ないものが多くあります。一つひとつの仕事を継続できる根気が必要になります。だからこそ、目標に向かって粘り強く、あきらめることなくやりきる力のある人と、一緒に働きたいですね。