カルシウムチェッカー
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日本人の成人1日あたりのカルシウム推奨量は、600mg〜800mg※1です。しかし、現代の日本人の平均摂取量は531mg※2と、大変低い数値になっています。これは主に、肉料理やインスタント食品中心の食生活が原因として考えられています。
カルシウム不足になると、身体は様々な症状を引き起こします。
- (1)骨や歯がもろくなる:骨や歯の主成分であるカルシウムが不足すると、もろくなったり変形することがあります。特に骨の場合、ひどくなると骨粗しょう症になることもあります。
- (2)イライラする:カルシウムは「天然のトランキライザー(精神安定剤)」と呼ばれ、不足すると、脳の働きが低下して、イライラしたり、神経が過敏になったりすることがあります。
- (3)いろんな疾患を引き起こす:高血圧・動脈硬化などの原因のひとつとして考えられています。
上記以外にも様々な症状が起きる場合があります。
- ※1:厚生労働省:日本人の食事摂取基準(2010年版)
- ※2:厚生労働省:平成19年国民健康・栄養調査
※出典:日本人の食事摂取基準(2010)/ 平成19年国民健康・栄養調査
カルシウムは、その99%が骨や歯に蓄えられ、残りの1%が血液や筋肉・神経にあります。この1%が、人間が生きていくためにとても重要です。
カルシウムは骨や歯を形成するだけなく、筋肉の働きを滑らかにしたり、脳や神経の働きを助けたり、出血を止める働きなど、さまざまな役割を果たす必要不可欠な成分なのです。
カルシウム不足が続くと、血液中のカルシウム濃度を一定に保つために、骨に蓄えられていたカルシウムが溶け出します。そして、このような状態が長期間続くと、骨がスカスカになり弱くなってしまい、骨折を起こしやすくなる状態を「骨粗しょう症」といいます。
※一般に疾病は様々な要因に起因するものであり、カルシウムを過剰に摂取しても骨祖しょう症になるリスクがなくなるわけではありません。医師に治療を受けている人は、医師に相談してください。食生活は、主食・主菜・副菜を基本に、食事のバランスを。

肉料理やインスタント食品、そしてお酒やタバコは、カルシウム摂取において大きな弊害になることがあります。カルシウムは元々吸収されにくい成分です。食品の中では、牛乳が最も吸収率が高い食品とされ、チーズやヨーグルトなどの乳製品をはじめ、大豆製品・緑黄色野菜・小魚などに多く含まれています。
また、カルシウムをより効率的に摂取する方法として、ビタミンDがよいことがわかっています。ビタミンDは、魚介類やきのこ類・卵などに多く含まれ、日ごろからこれらの食品をバランスよく摂取することが大事とされています。また、ビタミンDは日に当たることでも体内で生成することができるので、屋外で運動することもいいかもしれません。

| 分類 | 食品 | 分量 | カルシウム量 |
|---|---|---|---|
| 乳製品 |
牛乳 | 180ml(185g)/コップ1杯 | 204mg |
| チーズ | 20g/6Pチーズ1個 | 126mg | |
| ヨーグルト | 100g/1食 | 120mg | |
| バニラアイスクリーム | 30g/1ディッシャー(大さじ4) | 42mg | |
| 乳酸菌飲料 | 65ml(70g)/1パック | 30mg | |
| 魚介類 |
ししゃも | 40g/2尾 | 140mg |
| 丸干しイワシ | 30g/2尾 | 132mg | |
| さくらえび | 4g/大さじ1 | 80mg | |
| ちりめんじゃこ | 10g/大さじ2 | 52mg | |
| しらす干し | 10g/大さじ2弱 | 21mg | |
豆類![]() |
冷やっこ(または湯豆腐) | 75g/1/4丁 | 93mg |
| 豆腐のみそ汁 | 豆腐50g/1杯 | 75mg | |
| 豆乳 | 180ml(185g)/コップ1杯 | 57mg | |
| 納豆 | 50g/1パック | 48mg | |
| 煮豆(うずら豆の甘煮) | 30g/1食 | 12mg | |
| 野菜・海草類 |
小松菜のおひたし | 100g/1食 | 184mg |
| ひじきの炒め煮 | 100g/1食 | 150mg | |
| 切り干し大根の煮付け | 100g/1食 | 137mg | |
| ほうれん草のソテー | 100g/1食 | 50mg | |
| きんぴらごぼう | 100g/1食 | 42mg | |
穀類![]() |
中華麺(ラーメン) | 120g/1玉 | 25mg |
| そば | 200g/1玉 | 18mg | |
| 食パン | 60g/6枚切り1枚 | 17mg | |
| スパゲッティ | 80g/1食 | 42mg | |
| ごはん | 150g/1膳 | 5mg | |
| 卵・肉類 |
ハンバーグ | 120g/牛ひき肉100g、玉ねぎ20g | 48mg |
| 目玉焼き | 50g/卵1個 | 26mg | |
| とんかつ | 120g/豚肉1枚 | 22mg | |
| とりのから揚げ | 105g/とり肉1/2枚 | 13mg | |
| 牛ステーキ | 150g/牛肉1枚 | 7mg |
参考資料:五訂増補 日本食品標準成分表
| 食品 | 分量 | カルシウム量 | |
|---|---|---|---|
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おさかなのソーセージ | 75g/1本 | 350mg |

- 監修:牧野直子
- スタジオ食(studio coo)主宰、管理栄養士、ダイエットコーディネーター、料理研究家。
1989年女子栄養大学卒業。大学在学中よりダイエットコミュニケーションズに所属して、栄養指導や教育の啓蒙活動に努める。1995年に独立後、雑誌や新聞、テレビで活躍する一方、生活習慣病やダイエットの栄養指導やメニュー提案、データ本や料理本の執筆、監修など、幅広く活躍。





