第29回「海とさかな」自由研究・作品コンクール入賞者決定

2010年11月17日

日本水産株式会社(代表取締役 社長執行役員 垣添直也)が協賛する第29回「海とさかな」自由研究・作品コンクールの入賞者が決定いたしましたのでお知らせいたします。

小学生の皆さんを対象に、海とさかなと私たちの暮らしとの関わりをさまざまな角度から捉え、「体験を通じて学ぶ」ことを目的とする、第29回「海とさかな」自由研究・作品コンクール(主催:朝日新聞社、朝日学生新聞社、後援:農林水産省、文部科学省、独立行政法人海洋研究開発機構、独立行政法人水産総合研究センター、協力:社団法人日本動物園水族館協会、財団法人海外子女教育振興財団、協賛:日本水産株式会社)の入賞作品が、11月13日(土)に有楽町朝日マリオン(有楽町朝日スクエア)にて開かれた最終審査会で決定いたしました。

今回の応募作品数は26,132作品(前回実績:26,057作品)で、全国の小学校・団体・海外の日本人学校・補習授業校などから26,138名(男子13,735名、女子12,403名)が参加しました。応募学校数は1,125校(前回実績:1,265校)、個人の応募作品数は654作品(前回実績:711作品)となりました。今回も、第19回より引き続き全ての都道府県から応募がありました。

また、財団法人海外子女教育振興財団のご協力により、海外の日本人学校・補習授業校35校(前回実績:30校)より680作品(前回実績:382作品)が寄せられました。 このコンクールが昭和57年(1982年)に第1回がスタートしてから29回を重ね、今回までの応募総数は540,583作品となりました。

この度16作品が各賞に選ばれました。また、海外作品特別賞1作品含め優秀作品賞として94作品、学校・団体協力賞として50校が選出されました。

表彰式は、12月11日(土)浜離宮朝日ホールにて行われます。入賞者へは賞状ならびに記念の楯とともに、5万円の図書カードと、入賞者ならびにご家族の皆さまに東京ディズニーリゾートへのご招待が副賞として贈られます。今回も、ご応募いただいた全ての方々に "海とさかな博士号認定証"と"参加賞"が贈呈されます。

1.第29回コンクール募集活動の特徴

今回は、これまでの「海とさかなとわたしたち」というテーマに「魚食そのものへ目を向ける」という視点を加え、「海とさかな」自由研究・作品コンクールウェブサイトに「ととけん (日本さかな検定)」とタイアップして作成した全国魚市場マップを掲載して、各地の旬の地魚情報を提供したり、首都圏・近畿圏の回転寿司チェーン店頭での応募促進活動を実施いたしました。

夏休みの企画としては、後援の独立行政法人水産総合研究センターと独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)の協力により、一般公募による抽選で選ばれた小学生4~6年生を対象に南九州(宮崎県、鹿児島県)および神奈川、千葉両県で漁業、養殖、水産加工、海洋調査に関する体験イベントを実施しました。今回実施した一連のPR活動により、昨年実績を 上回る26,132作品の応募となりました。

2.第29回の応募作品の特徴

  • 記録的な猛暑の影響か、地球温暖化による漁獲量の変化や、ラニーニャ現象を題材にした作品が見られました。
  • 汗をかき、自分の体を使って「体験を通じて学ぶ」という姿勢の大切さが定着してきました。インターネットで簡単に答えを求めず、研究部門においては、自分の興味を持った テーマについて地道な観察や調査がされている作品が多くありました。
  • 海外からの応募作品が増え、観察図など優秀な作品が多く寄せられました。

3.各部門の特徴

①研究部門《自由研究》(応募作品数:546作品 前回679作品)

  • サンマやアジなどを自分で解剖したり、調理したり、家族で食べてみたりした作品が多く寄せられました。
  • 磯辺に足を運び、採集したアメフラシやウミウシをテーマにした作品も見られました。
  • 継続して同じテーマを研究・応募している小学生の作品には、疑問・興味の持ち方、仮説の立て方、実験・検証方法、解析・表現方法などに回を重ねることでの進化が見られ、作成した子どもたち自身が試行錯誤を繰り返し、努力した姿勢が作品から感じ取れました。

②研究部門《観察図》(応募作品数:308作品 前回274作品)

  • 観察図の応募は今回で5年目を迎え、図の描き方やまとめ方に"「海とさかな」自由研究・作品コンクール応募ガイド"に沿った手法が定着してきました。当初、"自由研究"の登竜門としての位置付けで設定された"観察図"でしたが、その内容のレベルは非常に高いものになってきました。特に、図を丁寧に仕上げた作品が高評価を得ました。
  • 人気のテーマは、イカ、ヤドカリ、貝、アジ、サンマなどです。今年はウニも多く見られました。

4.県別応募数から見た状況

  • 海の無い内陸県からの作品数が増加し(4,025作品、123作品増)、全体の応募総数を押し上げる要因となりました。
  • 研究部門は今年も東京、大阪、神奈川など大都市圏に集中する傾向があります。また、海外からの応募が増え、団体応募の自由研究468作品中45作品が海外から寄せられました。
  • 観察図は31都府県からの応募があり、"「海とさかな」自由研究・作品コンクール応募専用画用紙"(5万枚)を希望校へ差しあげていることにより作品数は308作品(34作品増)となりました。

5.その他

  • 作文は海を通して家族とのふれあいを描いた作品があり、感動の伝わってくる優れた作品があった反面、詩歌や創作文は少なくなりました。
  • 絵本は海がめの卵を題材にしたり、しりとりの手法を使ったり、子どもらしい発想に満ちた作品が見られました。
  • 工作は箱やペットボトルを再利用した作品が数多くみられ、手芸作品も増え、染色技法を使った目新しい作品もありました。
  • 絵画は例年同様、海の中をさかな達が泳ぐ様子を描いた作品が圧倒的多数を占めます。海とさかなというテーマに対して、イカやタコ、クジラ、ジンベイザメや、深海の世界などを題材にして、写実的にとらえたり幻想的に描いたりなどと個性豊かに表現された作品が数多く寄せられました。
  • 音楽は演奏している内容をDVD(動画)に収録して応募していただきました。同じく深海のイメージのほか、おさかなの調理やメニューなどを題材にして、クラッシク調や民謡調、ツイスト風に制作された作品からは、子ども達の豊かな感性が伝わってきました。

6.各部門別入賞作品、海外作品特別賞、優秀作品賞、学校団体協力賞

「研究部門」入賞(8作品)

作品名 氏名 学年 所属名
農林水産大臣賞 ガラスエビの大変態
(自由研究)
海老澤 元 3 藤沢市立駒寄小学校
文部科学大臣賞 あさりのちから!
(自由研究)
永井 美穏 1 筑波大学附属小学校
海洋研究開発機構
理事長賞
ムラサキウニとバフンウニ
(観察図)
門 悠太 1 マリア・モンテッソーリ・エレメンタリースクール
水産総合研究センター
理事長賞
見つけたよ!海の小さな生き物たち
(自由研究)
橋本 啓吾 6 宝塚市立長尾小学校
朝日新聞社賞   ぼくの大切なイソスジエビ
(自由研究)
小林 隼人 4 江戸川区立第七葛西小学校
朝日学生新聞社賞   徳島さんにぼし「カタクチイワシ」のかいぼう
(観察図)
近藤 千洋 3 私立徳島文理小学校
日本水産株式会社賞   楽しい!おいしい!イワシの大研究
(自由研究)
大谷 彩也花 6 我孫子市立我孫子第二小学校
審査員特別賞 ドロン海のにんじゃクロヘリアメフラシ
(自由研究)
和田 悠也 4 川崎市立西梶ケ谷小学校

「創作部門」入賞(8作品)

作品名 氏名 学年 所属名
農林水産大臣賞 三原のタコ
(工作)
齋尾 幸佑 4 三原市立田野浦小学校
文部科学大臣賞 あつくなった海
(絵本)
谷川 旦誼 3 佐賀市立高木瀬小学校
海洋研究開発機構
理事長賞
からくり屏風 わたしは誰でしょう?
(工作)
海老江 紫悦 5 荒川区立第三瑞光小学校
水産総合研究センター
理事長賞
我が家の風物詩
(作文)
山田 真悠子 6 西宮市立甲陽園小学校
朝日新聞社賞   海でかくれんぼ
(絵画)
宮永 龍太郎 5 福井大学教育地域科学部附属小学校
朝日学生新聞社賞   アカハタとホンソメワケベラ
(絵画)
安田 知華 1 福山市立川口小学校
日本水産株式会社賞   青い海のたからもの~お魚ブギ
(音楽)
浦野 りょう
浦野 れん
6
4
常総市立岡田小学校
審査員特別賞 こんにちは!いっしょに遊ぼっ♪
(絵画)
大石 明奈 4 静岡市立横内小学校

海外作品特別賞(1作品)

作品名 氏名 学年 所属名
海外作品特別賞 うなぎのえん足
(絵本)
中村 ゆう 2 在蘭ハーグ・ロッテルダム補習授業校

海外作品特別賞含め、優秀作品賞94作品

学校・団体協力賞(50校)

団体名 都道府県
越谷市立鷺後小学校 埼玉県
吉川市立栄小学校 埼玉県
貝塚市立東小学校 大阪府
福山市立蔵王小学校 広島県
一宮市立丹陽西小学校 愛知県
近畿大学附属小学校 奈良県
大阪市立諏訪小学校 大阪府
呉市立川尻小学校 広島県
豊川市立小坂井東小学校 愛知県
熊谷市立熊谷西小学校 埼玉県
大阪市立平尾小学校 大阪府
郡山市立行健小学校 福島県
香港日本人学校小学部香港校 香港
三浦市立初声小学校 神奈川県
牛久市立神谷小学校 茨城県
新居浜市立金子小学校 愛媛県
長崎市立南陽小学校 長崎県
狭山市立富士見小学校 埼玉県
八尾市立大正小学校 大阪府
貝塚市立木島小学校 大阪府
吹田市立豊津第一小学校 大阪府
土佐市立宇佐小学校 高知県
八尾市立八尾小学校 大阪府
阪南市立上荘小学校 大阪府
府中町立府中東小学校 広島県
大阪教育大学附属天王寺小学校 大阪府
柏原市立旭ケ丘小学校 大阪府
加須市立北川辺西小学校 埼玉県
在マレーシア日本国大使館附属
クアラルンプール日本人会日本人学校
マレーシア
富士河口湖町立船津小学校 山梨県
堺市立浜寺石津小学校 大阪府
扶桑町立扶桑東小学校 愛知県
東海村立舟石川小学校 茨城県
袋井市立浅羽南小学校 静岡県
静岡市立清水飯田小学校 静岡県
鳴門市立鳴門西小学校 徳島県
泉佐野市立上之郷小学校 大阪府
鈴鹿市立白子小学校 三重県
追手門学院小学校 大阪府
徳島文理小学校 徳島県
国立学園小学校 東京都
三浦市立上宮田小学校 神奈川県
東京中華学校小擧部 東京都
竹原市立荘野小学校 広島県
平塚市立なでしこ小学校 神奈川県
尚学館小学校 宮崎県
富士市立青葉台小学校 静岡県
アグアスカリエンテス日本人学校 メキシコ
逗子市立逗子小学校 神奈川県
薩摩川内市立中津小学校 鹿児島県

上記、入賞作品(16作品)、優秀作品賞(94作品)ならびに学校・団体協力賞(50校)に つきましては、後日、朝日小学生新聞紙面および「海とさかな」自由研究・作品コンクールのHP(http://www.umitosakana.com/新しいウィンドウで開きます。)へ掲載いたします。

最終審査員の先生方(13名 敬称略)

審査委員長
西宮 嗣
(教育評論家)
岸 ユキ
(女優)
神津カンナ
(作家・エッセイスト)
秋本 治
(漫画家)
武井 篤
(農林水産省水産庁増殖推進部研究指導課長)
日置 光久
(文部科学省初等中等教育局視学官)
佐藤 孝子
(海洋研究開発機構地球情報研究センター技術副主幹)
中島 員洋
(水産総合研究センターチーフ研究開発コーディネーター)
飛田 浩昭
(私立青山学院初等部教諭)
森田 和良
(筑波大学附属小学校教諭)
大牟田 透
(朝日新聞社科学医療エディター)
下高原 拓
(朝日学生新聞社広報・教育メセナ部長)
佐藤 高輝
(日本水産株式会社執行役員広報IR室長)

事務局審査員の先生方(6名 敬称略) ※事務局審査会10月30日(土)実施

さとう 有作
(漫画家)
三輪 哲也
(海洋研究開発機構事業推進部広報課サイエンススーパーバイザー)
関根 信太郎
(水産総合研究センター経営企画部広報室広報コーディネーター)
白石 収
(朝日学生新聞社広告部長)
清水 毅彦
(日本水産株式会社広報IR室広報IR課長)
奥山 進次
(「海とさかな」自由研究・作品コンクール事務局)

以上