EPA普及活動の取り組みについて

2012年10月19日

社長が社員に宣戦布告!
「水産会社の社員は、魚を積極的に摂取し健康になってもらいたい」
水産会社の社員は、血液サラサラ?
日本水産は、青魚のサラサラ成分EPAの普及を推進する活動を実施していきます。

日本水産株式会社(代表取締役 社長執行役員 細見 典男)は、このたびEPA(エイコサペンタエン酸)の普及促進を目的とした取り組みを行うことをお知らせいたします。

EPAとは

エイコサペンタエン酸の略。いわしなどの青魚に多く含まれ、人間の体では合成されにくいとされる必須脂肪酸です。EPAは、血管・血液の健康維持に重要であり、「血液をサラサラにする」「中性脂肪を下げる」「心臓病・脳梗塞の予防」「動脈硬化を防ぐ」効果があります。肉食のデンマーク人に比べ、魚由来のEPAを摂取しているイヌイットでは心臓病が少ないという、1960年代の疫学調査がきっかけで注目されました。

取り組みの背景

食の欧米化が進み、肉類の摂取が増えたため、日本人の魚の摂取量は減少しています。
国民1人1日あたりの魚と肉の摂取量は、2006年に初めて肉が魚を上回り、その差は拡大し続けています。そして欧米化した食生活がもたらす健康障害は、現代人が抱える大きな問題です。現代人の健康サポートに役立つ健康成分として、青魚に多く含まれるEPAにニッスイはいち早く着目し、多様な価値を商品へ展開してきました。しかし、EPAの認知度はまだ低いため、まずは水産会社の社員である私たちが積極的に魚を摂取し、EPAの効果を体感し、その経験を基にEPA普及活動をサラサラ生活向上委員会が中心となって推進してまいります。

※サラサラ生活向上委員会とは青魚のサラサラ成分であるEPAを毎日の生活で、多くの方に手軽に摂取いただける商品づくりを進めるため、企画開発から営業まで社内横断的に立ち上げられたニッスイ社内のプロジェクト組織です。

ニッスイとEPA

1911年の創業以来、魚介類に含まれている有用成分の研究・開発に着手してきたニッスイは、イヌイットの健康疫学調査の結果を受け、1979年から青魚に含まれるサラサラ成分EPAの研究にいち早く着手してきました。世界に先駆けて、高濃度のEPA抽出、精製に成功し、医薬品への道筋をつけました。そして、研究から得られたEPAの有用性をもっと多くの方に役立てていただきたいという思いから手軽に摂取できる食品の開発をすすめてきました。

1988年 「海の元気EPA」
2004年 特定保健用食品 「イマーク」
2011年 機能性食品 「エパプラス大豆バー」
2012年 特定保健用食品「イマークS」 機能性食品「エパプラス豆乳クッキー」

EPA効果の実証

①千葉大学医学部とニッスイとの共同研究による疫学調査

海に近く魚をよく食べる地域(千葉県勝浦)で、主に血液中にEPAがどれだけ多く含まれるかを1979年に調査。比較対象の内陸部(同鎌ヶ谷)と比べ、食べられていた魚の量は約3倍多くなっており、それにともない血液中のEPAの量も約1.5倍多いことがわかりました。そして勝浦の方が心血管系疾患(心筋梗塞、脳梗塞など)の病気が少ないことがわかりました。

②福岡県久山町疫学調査

九州大学大学院医学研究院が福岡県久山町の住民を対象に1961年から行っている疫学調査で、2002年から2007年の5年間の心血管系疾患による死亡率とEPA/AA比(後述)の相関を調査。EPA/AA比が低い人(0.25)は、高い人(0.75)に比べて心血管系疾患の病気で死亡するリスクが約3倍であることが2011年に発表されました。

③消費者庁 食品の機能性評価モデル事業

2012年4月、消費者庁より健康食品において市場規模が大きく、一定のエビデンスを有することが見込まれる11成分について評価され、その報告があり、11成分のうちn-3系脂肪酸(EPA・DHA)のみが、「機能性について明確で十分な根拠がある」という最高ランクのA評価を受けました。

推進活動その①
社長からの挑戦状!社員が挑む「血液サラサラ宣言!」

「水産会社の社員である私たちがまずは、積極的に魚を摂取し、EPAの良さを体感しよう」

日頃、魚食中心の食生活を心がけEPAを積極的に摂取している弊社社長の血液サラサラ指数EPA/AA比は、同年代の日本人平均値の2倍以上の1.4で社内1位。社員から応募した挑戦者425名が、来年度の健康診断で測定されるEPA/AA比で社長と対決し、社員自らこの指標を高めることを実践します。社長の数値を上回った社員には健康奨励金を給付し、社員の健康意識向上にもつなげてまいります。

EPA/AA比とは・・・血中のEPAと畜肉に多く含まれている脂肪酸アラキドン酸(AA)の比率を表す値。
血液中の脂肪酸の中で、EPAは動脈硬化を抑制するよう働きますが、一方 アラキドン酸(AA)は炎症を引き起こし、動脈硬化を促進するように働きます。心血管系疾患の患者では、このEPA/AA比が低いことが報告されています。

EPA/AA比(血液中のEPAとアラキドン酸(AA)比率)

【図】EPA/AA比(血液中のEPAとアラキドン酸(AA)比率)

挑戦者

ニッスイ・ニッスイグループ社員 425名

実施スケジュール

2013年度健康診断 EPA/AA比を測定
2013年10月 結果発表

今後、この取り組みについては、サラサラ生活向上委員会のWEBで発信していきます。
WEB URL http://sara2.jp/新しいウィンドウで開きます。

推進活動その② 毎月30日は、「EPAの日」

毎月30日を「EPAの日」として、日本記念日協会に申請し、このたび承認されました。
肉中心の食事が増えている食生活の中で、肉(29)を食べた次の日(30)には、魚を食べてEPAを摂取し、バランスの良い食生活を1年中送っていただきたいという思いをこめて、毎月30日を「EPAの日」としました。

今後は、WEBや販促プロモーションを展開し、「EPAの日」を盛り上げていきますので、これからの活動をご期待ください。

ニッスイはEPAの有用性を活用した商品開発をすすめ、皆さまのいきいきとした生活と希望ある未来をサポートしてまいります。

ニッスイのEPA商品

【商品画像】ニッスイのEPA商品

以上