用語集

ニッスイの安全・安心への取り組みをより深くご理解いただくために、しくみや制度の用語についてご説明します。


HACCP (Hazard Analysis and Critical Control Point)

最終製品の品質検査だけに頼るのではなく、原材料の受入から最終製品にいたる一連の工程管理で考えられる人の健康を損なう恐れのある危害(生物的・物理的・化学的)の分析(HA)が前提となります。それらの危害を特定の工程(CCP)で、重点的にかつ連続的に監視し、除去又は低減することで、最終製品の安全性を確保するという手法です。

ISO (The International Organization for Standardization)

ISOとは国際標準化機構の略称で、国家間の経済的活動を発展させることを目的として、製品やサービス、システムの標準化を行なう国際機関です。システムの規格には、ISO9001(品質マネジメントシステム)、ISO14001(環境マネジメントシステム)、ISO22000(食品安全マネジメントシステム)、ISO27001(情報セキュリティマネジメントシステム)などのような経営の仕組みに対する規格があります。これら国際規格は、第3者認証機関によって認証されます。

トレーサビリティシステム

トレーサビリティシステムとは、食品の生産、加工、流通などの各段階で原材料の出所や食品の製造元、販売先を記録・保管し、食品からその情報が追跡、遡及(そきゅう)できる仕組みのことを言います。国産牛肉については、平成16年12月から流通、小売の段階までトレーサビリティシステムの導入が義務化され、牛の固体識別番号が判るようになりました。

安全と安心の違い

一般に、食品の安全とは「品質検査や科学的なデータなどにより、食品として安全であることが確認・証明された状態」です。安心とは「商品がお客様にとってどれだけ信頼して頂けるか?」といった主観的なものです。安全は安心をお届けするための必須事項と考えております。

ポジティブリスト制

あらかじめリストに定められた薬品しか使用できない制度です。一定の量を超えた農薬、飼料添加物および動物用医薬品が食品に残留した場合は、販売等を禁止するよう食品衛生法に基づき定められています。

原則として、全ての農薬等については、一律基準を含む残留基準が設定され、指定されていない農薬等や、基準を超える残留のある食品は販売等が禁止されることになりました。

3次原料

トレーサビリティシステムを行う上で、商品に使用された原材料の情報を入手する事は非常に重要です。その原料が複数の原料を使用して作られている場合、その複数の原料を2次原料と言います。さらに、2次原料を構成している原料のことを3次原料と言います。当社では原材料に関する情報については3次原料までの情報を入手し、安全を確認しております。

3次原料の説明図

賞味期限と消費期限

温度など定められた保存方法によって保存した場合、おいしく食べていただける期間のことを言います。「賞味期限」は、冷凍食品や缶詰など品質の劣化が比較的遅い食品を対象としています。「消費期限」は、生ものやチルド食品など品質が腐敗、変質しやすい食品を対象にした期限表示で、食するのに安全であるという期間を示しています。

当社では食品の期限表示については、保存期間中の官能試験、微生物試験などを実施し、食品の特性に応じて安全係数を考慮して、賞味期限と消費期限を設定しています。