エムデペス社(チリ)、メルルーサのMSC-CoC認証を取得

2020年07月08日

日本水産株式会社(代表取締役 社長執行役員 的埜明世、東京都港区、以下ニッスイ)の連結子会社であるエムデペス社(Empresa de Desarrollo Pesquero de Chile S.A.、略称EMDEPES、チリ共和国サンチアゴ)は、同社の所属船「UNIONSUR(ユニオンスール)」「UNZEN(ウンゼン)」の2隻および物流施設について、MSC認証漁業であるメルルーサ・オーストラリス(オーストラル・ヘイク、以下「メルルーサ」)の加工流通過程の管理(CoC、Chain of Custody)の認証を6月25日付で取得しました。

同社は同国「南部工船漁業連合」に属しており、同連合の所属企業が操業する同国第10州・第11州・第12州海域でのメルルーサの底引きおよび中層トロール漁業・はえ縄漁業は、2019年9月24日付で、MSC認証(Fisheries Certification Requirement (FCR) Version 2.0) を取得していました。
同社ではメルルーサのドレスやフィレーなどを中心に生産しており、主にスペイン市場に販売していますが、このたびのCoC認証の取得により、今後はこれらをMSC認証品として生産・販売することが可能になります。

同社所属のトロール工船「UNZEN(ウンゼン)」。メルルーサなどを漁獲して、船内で加工する

ニッスイは1976年に大型トロール船の試験操業をチリ沖で実施、その結果が有望であったことから、同国海域での未利用資源の漁場開発を目的に78年にエムデペス社を設立しました。メルルーサ・オーストラリス、ホキ、キングクリップ、ギンヒラス、ミナミダラなど、それまで同国では漁獲実績のなかった水産物を漁獲して、洋上にて加工・冷凍して海外に輸出することを通じて、チリの水産業を発展させてきました。現在は、日本のほかヨーロッパ・南米・中国の各国に輸出しています。

ニッスイは、今回のMSC-CoC認証取得を契機に、ニッスイグループを通じて、さらに幅広い世界のお客様に向けて、資源の持続的利用や環境および社会への配慮を徹底した安全安心な天然魚をお届けしていきます。

【エムデペス社 会社概要】

本社所在地 : チリ共和国サンチアゴ
代表者   : 取締役社長 Mario Inostroza
設立    : 1978年10月11日
資本金   : 165,561千USドル
株主    : ニッポンスイサンアメリカラティーナ社
      (Nippon Suisan America Latina S.A.、略称NAL)100%
事業内容  : トロール漁業、水産加工業、水産物輸出入業
従業員数  : 200名(2020年7月現在)
所属船   : UNZEN、UNIONSUR

以上