第41回「海とさかな」自由研究・作品コンクール関連イベント、「オンライン体験学習」を実施

2022年08月23日

日本水産株式会社(代表取締役 社長執行役員 浜田 晋吾、東京都港区、以下「ニッスイ」)が協賛する第41回「海とさかな」自由研究・作品コンクール(※)では、その活動の一環として、一昨年に引き続きオンライン体験学習を7月に実施しました。

本コンクールでは、小学生を対象に「体験を通じて学ぶ」場を提供する趣旨のもと、海岸や研究施設で体験学習イベントを実施し、応募作品制作のサポートを行ってきました。一昨年のコロナ禍以降は、自宅から気軽に参加できるオンライン体験学習に切り替えて実施しています。
今年は、「自宅で海とさかなを学ぶ 3日間」と題して、「川に棲む生き物から海の環境を考えよう」「海の中に降り注ぐ光の色彩を描こう」の2つの体験学習を計3日間延べ5回開催しました。自宅にいながら、海やさかなについて感じ、考え、学ぶという貴重な体験の機会となりました。
さらに、当日参加できなかった方も視聴できるよう、「海の中に降り注ぐ光の色彩を描こう」の体験学習のようすをまとめた動画を以下で公開しています。
https://www.umitosakana.com/news/41taikenv

オンライン体験学習の内容

「川に棲む生き物から海の環境を考えよう」(7月24日、YouTubeライブ)

<講師>平川 知弥氏(北九州環境ミュージアム)

絶滅危惧種の川魚「カマキリ」「オヤニラミ」を想像して描くことから始まりました。「川魚の減少を引き起こす川の環境変化は、海の環境も変えてしまうこともあります。」と平川氏は説明しました。身近な生き物への関心を育み、実際にどのように生き物や環境を守っていけるのかを考える配信となりました。

「海とさかな」自由研究・作品コンクール オンライン体験授業 zoomの画面キャプチャ

「海の中に降り注ぐ光の色彩を描こう」(7月30・31日各日2回、ZOOM配信)

<講師>藤井 ひとみ氏(フランス国立修復美術研究所)

海の中の光や色をどう表現するかをテーマとしました。蛇腹に追った画用紙の折り幅に各自が作った色を塗り、その色とりどりの画用紙を魚や海藻などの好きな形に切っていくと、光のゆらめきを表現した生き物たちが完成します。色の組み合わせや混ざり具合、切り方のひとつひとつに参加者の個性があふれていました。

「海とさかな」自由研究・作品コンクール オンライン体験授業 zoomの画面キャプチャ
  • ※主催:朝日新聞社、朝日学生新聞社 後援:農林水産省、文部科学省、国立研究開発法人海洋研究開発機構、国立研究開発法人水産研究・教育機構、公益財団法人海外子女教育振興財団、公益社団法人日本水産学会 協力:公益社団法人日本動物園水族館協会 協賛:日本水産株式会社

第41回「海とさかな」自由研究・作品コンクールの詳細は以下をご覧ください。
https://www.umitosakana.com/

以 上

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