「おさかなをはぐくむ湧水と海を守る森」(鳥取県・船上山)で森林保全活動を実施
2025年10月28日
株式会社ニッスイ(代表取締役 社長執行役員 田中 輝、東京都港区)は、鳥取県琴浦町の大山隠岐国立公園内の船上山(せんじょうさん)の森林に設けている「おさかなをはぐくむ湧水と海を守る森」での森林保全活動を10月25日に実施しました。
この活動は、2018年に鳥取県および同県琴浦町と締結した森林保全・管理協定に基づいて継続して行っているもので、今年9月には当該区域が環境省の「自然共生サイト」に認定されています。
同県境港市は、ニッスイグループの弓ヶ浜水産株式会社がギンザケなどの養殖事業を、同じく共和水産株式会社が漁業を営む拠点としています。今年の活動も例年同様、両社およびニッスイの役職員が参加しました。
また、当日は鳥取県緑化推進委員会主催「みどりの少年団交流集会」もあわせて開催され、プログラム運営に協力しました。7名の小学生が同区域近くに立地する弓ヶ浜水産の船上山採卵センターを見学した後、保全活動に参加しました。同交流集会への協力は昨年に続き6回目です。
ニッスイは、「サステナビリティ行動宣言」で「環境負荷の低減および自然環境と生物多様性の保全に努める」と掲げており、マテリアリティ(重要課題)のひとつに「海洋の生物多様性の主流化」を挙げています。
海洋の生物多様性は水源である森林の環境と密接に関わっており、その水源涵養機能を守ることは海の恵みを享受して事業を行っているニッスイグループにとって意義ある活動です。ニッスイは今後も鳥取県や琴浦町、地域の関係各所と連携して活動を継続していきます。
■開催概要
○主 催:株式会社ニッスイ
○開 催 日:2025年10月25日(土)
○会 場:「おさかなをはぐくむ湧水と海を守る森」(5.933ヘクタール)
○参加者・参加者数:弓ヶ浜水産および共和水産役職員、ニッスイ役職員、鳥取県および同県琴浦町などの関係者、みどりの少年団交流集会関係者、総勢70名(昨年は66名)
○実施内容:2018~19年に植樹した区域およびその周辺の下草刈りを実施しました。また、来賓として、開会式では鳥取県農林水産部水産振興局長の氏良介氏が、閉会式では鳥取県中部森林組合参事の枡井弘文氏がそれぞれあいさつしました。
集合写真
下草を刈る参加者
以上