海の恵みで事業を行う4社がタッグ 初参加企業も 「水産4社合同海岸クリーンアップ2025」を実施

2025年12月01日

 株式会社ニッスイ(代表取締役社長執行役員 田中 輝、東京都港区)は、11月29日に幕張海浜公園(千葉県千葉市)で「水産4社合同海岸クリーンアップ2025」を実施しました。
 世界的な問題である「海洋プラスチック汚染」は、海の恵みで事業を展開する水産会社にとって、特に重要な課題です。本イベントでは、普段は同じ業界内で切磋琢磨する水産会社が合同で海岸の清掃活動をすることで、海洋プラスチック汚染問題の重大性を周知し、解決に向けた機運を高めることを目的としています。
 3回目を迎えた今年は、当社、マルハニチロ株式会社(代表取締役社長 池見 賢、東京都江東区)、株式会社極洋(代表取締役社長 井上 誠、東京都港区)の3社に加え、新たに東洋冷蔵株式会社(代表取締役社長 三谷 泰雄、東京都江東区)が参加し、活動の規模が拡大しました。
 イベント当日、幕張海浜公園内の「幕張の浜」には、各社の従業員有志とその家族計182名が集いました。活動を前にニッスイ社長の田中は「水産業を担う4社が一堂に会し活動できること自体、大きな意義がある。海から恩恵を受けてきた企業として、今日のこの活動が自然の源を未来へつなげるきっかけになればと思う」と意気込みを語りました。その後、約1時間をかけて合計17.5kgのごみを回収しました。

 ニッスイグループでは、長期ビジョン「GOOD FOODS 2030」として「人にも地球にもやさしい食を世界にお届けするリーディングカンパニー」を掲げ、持続可能な社会への価値を創造する"サステナビリティ経営"を推進しています。プラスチック問題に対しては、①漁業・養殖事業で使用する漁具の海洋流出の防止、②商品の製造段階での排出量削減、③商品包装での使用量削減、④全国での清掃活動の実施を基本方針として掲げ継続的に取り組んでいます。
 今後も「海洋プラスチック汚染」をはじめとする地球環境問題の解決に向けた活動に積極的に参画し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

■開催概要
○主  催:株式会社ニッスイ・マルハニチロ株式会社・株式会社極洋・東洋冷蔵株式会社
○実施日時:2025年11月29日(土)10~11時
○会  場:幕張海浜公園内 幕張の浜(千葉県千葉市美浜区)
○参加者・参加者数:4社各社の従業員有志とその家族など合計182名
○回収したごみ:合計17.5kg(可燃ごみ13.7kg、不燃ごみ2.1kg、缶・ペットボトル・びんのごみ0.2kg、その他のごみ1.5kg)

左から、小梶専務(マルハニチロ)、田中社長(ニッスイ)、井上社長(極洋)、三谷社長(東洋冷蔵)

海岸清掃の様子

以 上

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