環境省主催の第7回「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」で 環境サステナブル企業部門 テーマ別賞(ネイチャーポジティブ賞)を受賞
2026年02月17日
株式会社ニッスイ(代表取締役 社長執行役員 田中 輝、東京都港区)は、環境省が主催する第7回「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」の環境サステナブル企業部門において「テーマ別賞(ネイチャーポジティブ賞)」を受賞しました。
本アワードの受賞者は、2026年2月16日に開催された表彰式にて発表されました。

本アワードは、ESG 金融または環境・社会事業に積極的に取り組み、インパクトを与えた機関投資家、金融機関、仲介業者、企業等の先進的取組等を表彰し、広く社会で共有し、ESG 金融の普及・拡大につなげることを目的としています。環境サステナブル企業部門では、「環境関連の重要な機会とリスク」を「企業価値」向上に向け経営戦略に取り込み、企業価値にもつなげつつ環境への正の効果を生み出している企業を対象に、重要な環境課題に関する「リスク・事業機会・戦略」「KPI」「ガバナンス」の開示充実度等を評価します。また、環境省が重視する3大テーマ(ネット・ゼロ、ネイチャーポジティブ、サーキュラーエコノミー)について、特に優れた取組を行っている企業を「テーマ別賞」として表彰しており、ネイチャーポジティブ分野では「ネイチャーポジティブ経済の実現に貢献する特筆すべき技術、事業、取組」が審査の観点となります。
■受賞理由(選定委員会講評)
選定委員会からは、自然関連リスク分析・開示を先駆的に実施している点に加え、森・川・海を一体で捉えた生態系保全や、第三者認証の取得・普及など、持続可能な水産資源の利用に向けた取り組みが着実に進展している点が評価されたとの講評を受けました。
さらに、完全養殖技術の確立・商業化や、飼料・給餌における環境負荷低減と経済性の両立が、業界の構造転換や世界的な食料需給課題の解決に寄与し得る点も評価されました。
こうした取り組みを背景に、今後は自然関連のシナリオの策定やTCFD開示との統合を通じた自然資本経営の更なる展開が期待され、今回のネイチャーポジティブ賞の受賞につながったとしています。
当社では2023年12月にTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)のEarly Adopter(早期採用者)として登録するとともに、「ニッスイグループTNFDレポート2023」を通じて、事業活動における自然への依存と影響の把握、リスクと機会の評価、対応策の開示を進めてきました。
また、2025年度を初年度とする中期経営計画「GOOD FOODS Recipe2」では、基本戦略のひとつに「サステナビリティ経営の深化」を掲げています。サステナビリティの視点を事業戦略に組み込み、サステナビリティ基点でのビジネスモデル構築を通じて競争優位の獲得を目指すとともに、ステークホルダーとの共創によりマテリアリティに取り組み、企業価値の向上につなげています。
こうした方針のもと、2026年1月末には、当社グループの重点成長分野である養殖事業を中心に、自然関連課題への対応と情報開示の範囲・深度を拡充した「TNFDレポート2025」を発行しました。
TNFDレポート2025 へのリンク
ニッスイグループは、「サステナビリティ行動宣言」において「環境負荷の低減および自然環境と生物多様性の保全」を掲げています。また、マテリアリティのひとつに「海洋の生物多様性の主流化」を位置づけ、海洋生態系を含む自然資本を事業や経営判断の前提として捉え、経営課題として体系的に取り組んでいます。
ニッスイは、今後も持続可能な社会に向けて価値を創造するサステナビリティ経営を一層推進し、ミッションである「健やかな生活とサステナブルな未来を実現する新しい"食"の創造」を事業活動を通じて体現していきます。
以 上