サーモン養殖場を見渡す陸前高田市の森で、初の森林保全活動を実施
2026年05月26日
株式会社ニッスイ(代表取締役 社長執行役員 田中 輝、東京都港区)は、5月24日、岩手県陸前高田市の「みらいの海をつくる森」において、初めての森林保全活動を実施しました。

保全活動の参加者

作業の様子
「みらいの海をつくる森」は、ニッスイグループがサーモン養殖事業を展開する広田湾を望む森林です。今回の活動は、広田湾の豊かな海の環境を守り、未来につなぐことを目的に、2025年2月に当社・陸前高田市・公益財団法人Save Earth Foundationの三者で締結した協定に基づいて実施したものです。
当日は、ニッスイとグループ会社の従業員のほか、陸前高田市や同市森林組合関係者計46名が参加しました。参加者は同市および同組合の指導のもと、スギ人工林の健全な成長を促すため、自然発芽したアカマツの幼木を手で抜き取る間引き作業を行い、森林整備の重要性について理解を深めました。なお、昨年は県内のクマの出没状況を踏まえて開催を見送りましたが、今回は、同市の職員による安全対策を講じたうえで初めての実施に至りました。
また、本活動での参加者の移動・宿泊等に伴い排出されたCO2は、J-クレジット制度(※)に基づいて同市が創出した森林由来のクレジットを活用し、カーボン・オフセットを実施しました。
ニッスイグループは、2023年に広田湾でのサーモン養殖を開始し、同市で遊休状態となっていたサケ・マス孵化施設の一部を活用してサーモンの種苗生産施設を運用するなど、地域とともに持続可能な水産業の確立に取り組んでいます。これらの事業の基盤となる豊かな海を維持するためには、その水源となる森林環境の保全が不可欠です。ニッスイグループは、海の恵みを受けて事業を行う企業として、地域の自然を守る森林保全活動を重要な取り組みの一つと位置付けています。
当社グループは、「サステナビリティ行動宣言」において環境負荷の低減と生物多様性の保全に取り組むことを掲げており、今後も地域とのパートナーシップを深めながら保全活動を推進していきます。
※J-クレジット制度
省エネルギー設備の導入や再生可能エネルギーの活用、適切な森林管理などによる温室効果ガスの排出削減・吸収量を、国が「クレジット」として認証する制度。
■開催概要
○主 催:株式会社ニッスイ
○実 施 日:2026年5月24日
○場 所:「みらいの海をつくる森」(岩手県陸前高田市)
○参 加 者:ニッスイ・ニッスイサーモン・武蔵野フーズ・陸前高田市・同市森林組合関係者ら 計46名
以 上