冷凍食品は、一食完結型の米飯や麺類、冷凍野菜などが伸びた。練り製品は、市場が縮小傾向にある中で順調に推移している。一方、原料が不足している常温食品は苦戦している。今後については、魚肉ソーセージは、すりみ価格のコストアップに対応するため、価格戦略を慎重に見極める必要があると考える。常温食品も、価格交渉をしながら利益を残す体制を構築する。チルド事業は、新工場による売上増を見込む。また、TV 放映による白身魚の健康訴求の影響で、10 月は魚肉ソーセージや練り製品が好調に推移しており、魚自体の健康面へ焦点を当てた施策も進めていく。