お魚レシピ集 Fish Kitchen

簡単手間いらず、栄養もしっかり!包み蒸しやホイル焼き

シーフードやきのこなどの野菜、旬の食材をおいしく食べられるホイル焼き。アルミホイルやクッキングシートで包んで調理するだけでOKという、便利な食卓メニューの一品です。魚介類ややさいなどの素材のおいしさがぞんぶんに味わえます。ちょっとしたコツを覚えれば、さらにおいしくすることができますよ。

どんな加熱にも対応OK!

ホイル焼きを作るとき、みなさんはどんな調理器具を使っていますか? フライパン、グリル、オーブン、トースター...... 様々だと思います。ホイル焼きは道具を選びません。ご家庭にあるものを使ってください。他の料理のように火を使って炒めたり焼いたりせずに済み、準備や後片づけがとてもラクです。ささっと味付けをして、ホイルに包んで蒸し焼きにするだけ。時短メニューの代表選手と言ってもいいほどです。

ホイル焼きは、どんな食材を使ってもおいしくできます。代表的なのは「さけ」や「あさり」をはじめとするシーフード。身の柔らかい魚はおすすめ!。たら、さわらなどの白身魚は、グリルやフライパンで焼くと身が崩れやすく、バラバラになってしまうことが多いのですが、ホイルで包めば心配無用。野菜を下に敷けば、食材がホイルにくっつかず、きれいに仕上がります。ちなみに、アルミは他の金属に比べて熱効率が良いのはご存知ですか。実は鉄に比べて熱伝導率が良いのでガスや電気代の節約にもつながるのです。

食材の旨味を包みこむひと工夫

時短&簡単なホイル焼きですが、意外に面倒なのがアルミホイルの包み方。包むときにうっかり破れてしまった‥‥こんな経験がある方もいらっしゃるのでは?
ホイル焼きをしっかり密封したほうが良い理由は旨味と水分を逃がさないようにするため。きのこやキャベツなどかさ高い野菜を包むときは、いつも使う長さ+10cmくらいの余裕をもって準備し、隙間のできないように合わせ、折り目をつけると包みやすくなりますよ。(1人分約30cm)

おいしさの決め手は野菜の水分

食材を蒸し焼きにするだけでできる、便利なホイル焼き。でも、十分に加熱できてなかったり、パサパサになってしまったりと、失敗したことはありませんか。
実はホイル焼きの決め手は「食材の水分量」にあるのです。

ポイントは、水分の多い野菜類を一緒に重ね入れること。メインのシーフードが決まったら、キャベツ、もやしなどの水分をたっぷり含んだ野菜をホイルのすぐ上にのせ、次にメインの食材、さらにその上にも野菜、と、メインの食材を挟むように乗せていきます。こうすればパサパサ感のない仕上がりになるのです。できあがりにオリーブオイルやごま油をかけると、さらに風味が引き立ちます。華やかさを演出したい場合は、色鮮やかなパプリカやトマト、ブロッコリーを添えるとよいでしょう。季節の食材をうまく使って食卓を彩ってください。
できあがりのホイルや包み蒸しを開く瞬間の香りも楽しめる要素の一つですね。

オーブントースターや電子レンジで火を使わずに調理

ホイル焼きはオーブントースターで調理できるので、夏に向けて暑くなる時期には、ぜひおすすめしたいメニューの一つです。

クッキングシートを使えば、電子レンジで調理もできてしまいます。クッキングシートに具材をのせて、しっかり包んで、耐熱皿にのせたらそのまま、電子レンジ調理へ。できあがったらそのままお皿ごと食卓に!

おすすめメニューをご紹介するので、ぜひ召し上がってみてくださいね。

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