養殖事業とファイン事業に引き続きチャレンジしていく。養殖事業では、天然魚では出来ない通年での安定供給や一定の品質維持で大変高い評価を受けている黒瀬ぶりのような、早期採卵技術などに裏付けられた魚の差別化を他の魚種にも広げていきたい。同様の動きとして、現在、境港でサーモンとサバの養殖に取り組んでいる。サバのような大衆魚については短期養殖によって寄生虫のリスクが減ることで、早速引き合いが出ている。ファイン事業については、EPAの効能については引き続きエビデンスが出続けていることから、素晴らしい素材だと思っている。現在新工場の建設に着手しており、海外に向けた展開も視野に入れている。また、機能性表示食品にも関連して食品との連携など、あらゆる手段を講じてやっていきたい。