経営方針

1. 経営の基本方針

当社および当社グループは価値を創造しつづけることにより社会にお役立ちすることを、創業以来変わることのない基本理念として事業活動に取り組んでおります。この実現のため、技術と研究開発を重視し、進化する情報技術を積極的に取り入れ、またグローバルなネットワークを活かした水産物のサプライチェーンを構築することにより、厳選された素材や価値ある商品・サービスを食卓までお届けすることを目指し、企業としても個人としても折り目正しい行動をすることを経営の基本方針としております。

当社および当社グループは、この創業以来の遺伝子として受け継いでおります精神に立脚し、事業構造を高収益化しつつ、新しい事業を大きく成長させることを目指してグループ全体の資質にさらに磨きをかけ、今後とも皆さまにご支持いただける経営を志してまいります。

2. 利益配分に関する基本方針

当社および当社グループの利益配分につきましては、長期的・総合的視野に立った企業体質の強化ならびに将来の事業展開に備えた内部留保にも意を用いつつ、経営環境の変化に対応して当社および当社グループの連結業績に応じた株主還元を行うことといたします。

株主配当の推移

3. 投資単位の引き下げに関する考え方及び方針等

当社は、投資家の皆さまに投資していただきやすい環境を整え、個人株主の裾野拡大と株式の流通の活性化を図ることが重要な施策と考え、平成17年9月1日をもって当社株式の1単元の株式数を1,000株から100株に変更することを決定いたしました。

株式のご案内

4. 中期的な基本方針および目標とする経営指標

前中期経営計画「MVIP2014」(2012年度~2014年度)では、以下の5つの基本戦略を元に、お客様へ、社会へ、3つのお役立ちとしてご提案することで、「地球から、海から、おいしさと楽しさ、健康と美をお届けするメーカー」と感じていただけるように活動して参りました。

<5つの基本戦略>

  1. お客様にお役たちできる事業、カテゴリーに磨きをかける
  2. お客様の変化に対応できるカテゴリーの創造
  3. 調達も含めた資源アクセス力に磨きをかける
  4. バリューチェーンの強化と高度化
  5. 販売力の強化

目指した方向性は正しかったと認識しておりますが、当初の想定を超える環境の変化などがあり、これらへの対応が遅れたことから、連結売上高、海外売上高比率以外につきましては目標数値に届かない結果となりました。

2015年度~2017年度における「中期経営計画MVIP2017」は、前中期経営計画「MVIP2014」の考え方を踏襲し、水産資源を核とした成長の実現を目指して策定いたしました。

「中期経営計画MVIP2017」経営の基本方針

私たちは、水産資源の持続的利用と地球環境の保全に配慮し、水産物をはじめとした資源から、多様な価値を創造し続け、世界の人々のいきいきとした生活と希望ある未来に貢献します。

  1. 水産物をはじめとした資源からグローバルバリューネットワークを構築する
  2. 研究開発とマーケティングを重視し、生活者視点に立った価値と機能の創造を目指す
  3. 起業家の志を持って、様々なイノベーションに取り組む
  4. 地球や海の資源を持続的に有効活用し、環境を大切にする
  5. 企業として社会的責任を果たしブランド価値を向上します

この基本方針の下、中期経営計画MVIP2017の最終年度である2017年度の経営目標として連結売上高6,800億円以上、連結営業利益230億円以上を掲げ、今後も株主を重視した経営を進めてまいります。

5. 会社の対処すべき課題

今後の国内の経済情勢は、為替の急激な変動や金利上昇などの懸念材料があるものの、国内民間需要に支えられた底堅い成長が見込まれる一方で、当社および当社グループの事業環境におきましてはグローバルでの競争がますます熾烈化するものと予想されます。

このような環境下で、当社および当社グループは、「中期経営計画2017(MVIP)」を遂行していくなかで国内外持分法適用会社を含むグローバルリンクス*メンバーとのシナジーを創出し、ニッスイグループの力をより強く、より大きくしてまいります。

  • *ニッスイグループと志しを共有し、共に価値を創造する企業のネットワーク。また、社長直轄の組織であるリスクマネジメント委員会は、コンプライアンス、環境、品質、財務等の重要性の高いリスクを中心にリスクマネジメント規程に基づいて当社および当社グループのリスクマネジメントシステムの構築とその推進・向上に努めてまいります。