ニッスイグループ企業の共和水産㈱、中西部太平洋カツオ・キハダマグロまき網漁業でMSC漁業認証を取得

2024年02月16日

 株式会社ニッスイ(代表取締役 社長執行役員 浜田 晋吾、東京都港区)のグループ企業でまき網漁業を営む共和水産株式会社(代表取締役 橋津 寛、鳥取県境港市)は、中西部太平洋のカツオおよびキハダマグロのまき網漁業について、2024年2月15日付でMSC(Marine Stewardship Council:海洋管理協議会)のMSC漁業認証(以下「本認証」)を取得しました。
 この取得にあたって、同社は明豊漁業株式会社(代表取締役 松永 賢治、宮城県塩竈市)と共同で審査を受け、共和水産の第七十八光洋丸、東海漁業株式会社(共和水産子会社)の第八十八光洋丸、明豊漁業の第三十六昇喜丸、第八十八明豊丸の4隻による漁業が本認証を取得しました。日本船籍のまき網漁船での本認証の取得は初めてのことです。

中西部太平洋でカツオ・キハダマグロのまき網漁業を行う
まき網漁船・第八十八光洋丸

 共和水産は1981年より海外まき網事業を開始し、おもに中西部太平洋のミクロネシア連邦国・パプアニューギニア水域でカツオマグロ漁の操業を行ってきました。
 同水域の水産資源は国際的な管理のもとに漁獲され、世界各地に供給されています。
 漁船には、管理機関より派遣された監視官が、コロナ禍期を除き出港から入港までの全ての航海に乗船しています。また、カメやサメなどの保護が必要な生物種を混獲した場合にはていねいに扱い放流するなど、生物多様性への配慮も行っています。
 同社では資源管理に基づいた持続可能で環境に配慮した漁業の推進が使命と考え、本認証の取得に挑戦、2020年の準備開始より約3年をかけて取得に至りました。毎日の取り組みをあらためて本認証という尺度で評価されたものと受け止め、今後も配慮が不足する点を明確にしながら操業の改善に努めていきます。
 なお、予備審査の際は公益財団法人世界自然保護基金ジャパンおよび株式会社シーフードレガシーの支援を受けました。

 ニッスイでは、2030年に向けた長期ビジョン「Good Foods 2030」において、サステナビリティを企業価値創造の主要施策に位置づけています。ニッスイグループの事業は自然資本への依存度が高いことから、各事業においてその持続可能性を担保する各種施策を講じています。
 そのひとつとして、グループ各社が取り扱う天然水産物においてMSCをはじめとする各種認証の水産物の増加を図っており、このたびの本認証の取得はこれに大きく寄与するものと受け止めています。
 ニッスイは水産資源から食卓へお届けするまでの水産物のバリューチェーンを強化し、健やかな生活とサステナブルな未来を実現する新しい食をお届けしていきます。

【共和水産株式会社 会社概要】
本社所在地:鳥取県境港市栄町65
代 表 者:代表取締役社長執行役員 橋津 寛
設 立:1947年6月、2006年3月よりニッスイグループ企業となる
資 本 金:9,500万円
株 主:株式会社ニッスイ95%
事 業 内 容:漁業(近海まき網・海外まき網)・船舶修理業
子 会 社:東海漁業株式会社(近海まき網漁業・海外まき網漁業)
    共和産業株式会社(鮮魚販売)

以 上

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