- Introduction
- 今回の舞台はフランス。言わずと知れた美食の国。フランス人にとって食は人生において大きな意味を持つ。味はもちろんのこと、誰と食べるか、どんな風に食すか。フランスの食への流儀は、人生を謳歌しようとする生き方だ。知るほどに奥深いフランスの食文化に迫っていく。

フランス 前編
美食の国の、
魚文化をめぐる旅。
(白身魚フライ)
#1
Date of interview
June 17-22, 2026
Location
Paris
france #1
(フランス前編)

NEW
VOLUME 1
白身魚フライ

POINT
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Date of interview
June 17-22, 2026
Location
Paris

パリのしゃれた街並みを歩いていると、いたるところにカフェレストランがある。店の軒先にテーブルと椅子が並べられ、パリっ子はもちろん世界中からこの街を訪れた観光客も食事を楽しんでいる様子は、もはやパリの風景の一部だ。絵画の中にも数多く描かれてきたパリの街並みは文字通り絵になる風景だ。

そんなフランス人の美食術は、ユネスコ無形文化遺産になったことから単なる食を超えた存在といえる。複雑なソースによるハーモニー、ワインと食材のマリアージュ、テーブルの装飾、食事マナーなど。空腹を満たすだけではなく心を満たすもの。和食がユネスコ無形文化遺産になっている日本にとって、フランス流の食の探究は興味深い旅になりそうだ。



フランス料理のメニューは実に多彩だ。ソースや火の通し方で味は変幻自在に変わり、ワインとの組み合わせも楽しみの一つだ。そんなフランス料理の多彩さは魚料理にも見て取れる。皮面をカリッと焼いたポワレ、フランス料理の王道とも言えるバターをたっぷりまとわせたムニエル、魚介のうまみ満載のブイヤベースなど。日本も魚の調理法は多彩だが、フランスも伝統的にさまざまな調理法で魚の楽しみ方を知り尽くしている。さて、何を食べようか。迷う楽しみすらフランス料理の醍醐味なのかもしれない。

仕事に追われる平日の忙しさはフランスも日本も同じ。しかし、だからと言って決して食事をおろそかにしないのがフランス流。そんな時、選択肢の一つとして選ばれている魚料理がある。フランスに拠点を置くニッスイグループのシテ・マリン社の白身魚フライだ。

フランス中のスーパーで手軽に買えるこの商品。特徴は一般的な冷凍食品ではなく、“チルド”と呼ばれる冷蔵品であること。工場でフライにした後、冷凍せずに冷蔵のまま店頭に並び、家庭ではオーブンで焼き上げて仕上げる。日本ではあまりなじみのないスタイルだ。魚の下ごしらえをしなくても本格的な魚料理を楽しむことができる点が、仕事や子育てで忙しい世代のライフスタイルと、フランス人の食へのこだわりの双方にフィットしているようだ。
フランスのスーパーに足を運んでみると、日本のスーパーでは見慣れない食材や商品が並んでいて実に楽しい。魚売り場も日本とは少々違う。氷が敷き詰められた鮮魚売り場の近くにシテ・マリン社のチルドの白身魚フライが並んでいる。日本では見かけないフランスならではの売り場の特徴のようだ。魚を食べたいけれど、さばいたり調理する時間もない。それでもおいしい魚を食べたいというニーズに応えている。




鮮魚売り場に面してチルドの白身魚フライがずらりと並ぶ。
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ひと口に白身魚フライと言っても、そのバリエーションはさまざま。衣の種類や白身魚の品種の違いなど、好みや気分で選ぶことができる。それぞれ特徴があっておいしいが、パセリとレモンのアクセントが食欲をそそるフランス伝統のレシピの商品が人気らしい。そんな伝統の味がパッと手軽に味わえるのだからいい時代だ。


シテ・マリン社の白身魚フライが所狭しと並ぶ。子ども向けに魚型にした商品など多様だ。
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フランスのキッチンに欠かせないもの。それがオーブンだ。日本の台所に炊飯器が欠かせないようなもので、フランスではさまざまメニューに使われている。そんなオーブンで調理するだけで手軽に食べられるのがスーパーで購入したチルドの白身魚フライ。


チルドの白身魚フライを冷蔵庫からオーブンへ。誰でも手軽に出来立てが味わえる。
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パリで働くカップルが語ってくれた。「どんなに仕事が忙しくても、食事は家で二人一緒に食べたい。そして、ちゃんとおいしいものを食べたい」と言う。そして「魚を食べることはヘルシーさも意識してのこと」
スーパーで買ってきたチルドの白身魚フライをおしゃべりしながら食べる。二人にとって何よりも大切にしたい時間だ。簡便さだけでは支持されない。もちろん味もおいしくないと。美食の国フランスの舌を満足させるのは、そう簡単なことではないのだから。




その日の出来事や週末の過ごし方など、会話が食卓をより豊かにしてくれる。
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フランスの食文化を語る上で欠かせないのが“アペロ”という伝統的な習慣だ。アペロの語源は食前酒を意味するフランス語のアペリティフに由来するもので、食事の前に会話を楽しみながらワインとともに軽くつまむこと。フランスでは週末になると家族や友人たちを招いてホームパーティーをよく開くという。「アペロする?」という誘いからフランスのいたる所で楽しい夕べがはじまる。
シテ・マリン社は、そんなフランスのアペロ文化でつまむタパスも製造している。エビ、イカ、タコ、イワシなどの魚介をワインに合うようにハーブやスパイスを効かせた味付けにした手軽なおつまみだ。

チルドの白身魚フライでは、その簡便さで手軽に魚料理を楽しむ日常を。アペロ商品では、家族や友人と料理を囲み、語らいを楽しむ食卓を。そんな両方の価値を提供している。単に食品をつくっているのではない。食を楽しみ、人生を楽しむ。そんな豊かさをつくっているのだ。




アペロではじまり、皆で食事を囲むディナーへ。こうしてパリの夕べは過ぎていく。
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※人物の所属および掲載内容は2026年6月取材当時のものです。

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