2023年3月期第１四半期決算　電話会議Q&A要旨

水産は増収増益、食品は増収減益、ファインケミカルは増収減益でした。

国内も海外も1Qは予想以上で推移した。現時点の市況は好調継続であるが、必ず潮目がある。高単価の在庫を抱え込まないよう、仕入れと在庫のマネジメントの徹底が必要と考えている。

マグロが魚病による斃死で一部影響を受けた。

ぶりは魚体重を増やすため１Qは出荷を抑制していた。２Q以降貢献していく。銀ざけも水揚げ実績は好調だったので、国内養殖は計画通り推移すると考えている。

値上のタイミングにズレが生じているが、現在も交渉を続けている段階である。もし、原料高が続くようであれば、追加の値上げ検討が必要になると考えている。

１Qに行った値上後での数量は減っていない。何とか消費者の方々にご理解を頂いた状況。しかしながら、８月以降の状況については注視が必要と考えている。

油に色が付く「着色」があった。設備を整備し、９月に稼働再開の見込み。供給への影響はないと考えている。

米国への販売鈍化に対しては対応を検討する。早期に欧州へ出荷できるよう品質保証強化・登録申請を進めている最中である。ジェネリックへの販売は明言は出来ない。