社員座談会01

黒澤：私は前職が航空業界でした。最初は接客をしていましたが、途中から人事部門の仕事をするようになり、その面白さに目覚めたことで人事としてのキャリアを描きたいなと思うようになりました。ニッスイの人事の募集要項に採用・制度・研修などの業務があったので、今までの経験が活かせそうだと思い転職しました。

室谷：私の場合、前職はB to Bで自分のやっていることが、世の中にどう表れているのか見えにくく、消費者に近い大手の会社に転職したいと思い、転職サイトに登録したところ、スカウトメールが届いたので、選考を受けました。

庄島：前職では、会社が広報活動を強化し始めた時期に新卒入社で広報部に配属されました。当時の先輩たちとともに試行錯誤を重ねる中で、広報の面白さとやりがいを感じ、より専門性を磨きたいと考え、当社への転職を決意しました。健康やサステナビリティに注力する会社を探していた中で、ニッスイに出会いました。

井上：私の転職のきっかけは、キャリアアップのためですね。前職でも同じ法務担当でしたが、管理部門として幅広く業務を行っており、自分のコアとなるスキルを磨きたいと思ったこと、また、食品メーカーへのあこがれがあった中で、ご縁があって、ニッスイに転職しました。

黒澤：私は国内に強い会社という印象をもっていたので、こんなに海外にも事業を展開しているということを知って驚きました。

室谷：入社前は冷凍食品などを作っているメーカーの1社というイメージでした。しかし実際は、家庭用の商品だけでなく、業務用の商品まで幅広く関わり、海外にも事業を展開していて、本当にグローバルな食を支えている企業だなと思うようになりました。

井上：スーパーなどでもニッスイの商品を手に取る機会が増えましたね。

庄島：いつも行っていたレストランで、ニッスイの商品が使われていたのも驚きでした。

井上：何事にも、一つひとつ丁寧に取り組んで仕事をしている方が多いと思います。

黒澤：仕事に対してすごくまじめな社風だと思います。口に入るものを扱う責任があるからこそ、本当に真摯で誠実な人が多いです。みなさんとてもまじめすぎるくらいなので…！そこが安心できる一方で、ちょっとした遊び心が加わるとさらに魅力的だと思います。

庄島：私も仕事に対して真摯に取り組まれている方が多い印象です。ほかの部署の方に何か協力を依頼する時、依頼の背景や想いを共有すると、その気持ちに寄り添って積極的に協力してくれる方が多いと感じます。人として素敵な方が多いですね。

黒澤：本当に一緒に仕事したいなと思える人が多いと思います。

井上：私が印象的だったことは入社2カ月目の時の打ち合わせで、生産部門の方が、ニッスイの商品の魅力や、おいしさへのこだわりについてかなり熱く話してくれて。すごくいい会社だなと思いました。ニッスイ愛があり、他人にそれを語れる社員がいるのは、良い会社の証拠だと思います。

室谷：確かに、会議の場で経営層が「うちの会社のちくわは本当に自慢の商品の1つ。素材にも製法にもこだわり、丁寧に作っている」と話し出して。ちくわ1本に込められた誇りを強く感じました。

黒澤：商品や会社、お客さまに対して、真摯に向き合っている人が多いですよね。

井上：有給休暇とは別に病気の際に使用できる「あんしん休暇」は良い制度だと思います。入社3カ月で病気になった時に、この制度が利用できてとても助かりました。

黒澤：会社全体を見ると有給休暇の消化率が高い。消化率が大体8割なのですが、そのことにびっくりしました。まとめて長期休暇を取る社員も多く、働きやすさを実感しています。

井上：人事部が毎年、有給休暇取得奨励日を提示してくれるので休みやすいです。

黒澤：残業については、私の周りでは夜遅くまで残っている人がほとんどいなくて、私生活とのバランスがとりやすいと感じています。

室谷：男性でも、育児休業（育休）を長く取る人が多いと思います。私も先日、育休を1カ月取得しましたが、1年取得する人もいます。

黒澤：女性社員は、育休からの復帰の仕方が人それぞれですよね。長く休む方もいますし、「早く仕事したい！」と1年未満で復帰される方もいます。

庄島：そうですね。ご本人の気持ちを尊重して会社がサポートしているのが印象的です。

室谷：私は子どもが生まれる前にも、諸事情で約1カ月間在宅勤務に切り替えさせてもらいました。相談した時には、上長が人事部にも相談した上で認めてもらい、とても助かりました。制度が整っているだけではなく、人に優しい風土もあると思います。

室谷：入社した次の月にいきなりM&Aの案件にアサインされまして、前職でも経験がなく入社1カ月目で非常にハードな仕事でした。でも即戦力として見てもらえている気がして、驚きとうれしさがありました。

黒澤：それは、会社の育成方針として、「ストレッチな仕事に挑戦することで、人は成長する」という考え方があるので、少し高め、難しめ、能力よりも少し上の仕事をさせるスタンスがあるからですね。若手も同じ。人事部として、若手社員の研修をよく行うのですが、2、3年目社員としては難易度の高い仕事を任されているので、だからこそ成長スピードも早いなと感じます。

庄島：それは、私も同じです。前職では、プレスリリースやメディア対応といった業務を中心に担当していましたが、現在は、会社のプロモーションイベントの企画・運営などに携わっています。新しい仕事への挑戦の機会をもらえたことで、自分の経験の幅が大きく広がりました。

黒澤：私も、2022年のリブランディングの時に、会社の新たなミッションを社内に浸透させるという、それまで前例がなかった仕事を、入社して2年目で任せてもらいました。そこで会社全体で、職場ごとに10名ぐらいのメンバーが集まり、ミッションやニッスイについて自由に語り合うという GOOD FOODS Talkという場を作ったところ、一緒に働いているけれどもなかなか知ることができなかった同僚の思いに触れる機会となり、初年度から少しずつ効果が表れました。大変でしたが、本当にやりがいのある仕事でした。

井上：私は最近、先ほど話したニッスイ愛のある社員の影響を受けて、スーパーマーケットで売り場をぐるぐる回って、ニッスイの商品を探すことが増えました。ニッスイの社員が情熱をもって作っていると思うと見方も変わりましたし、それも含めておいしくいただいています。あと、報酬がアップしたのは単純に良かったですね。

室谷：日常的に自社商品が目に入ることはやりがいにつながりますね。毎日の業務について言えば、周りの人たちがやっぱりいい人が多くて、穏やかなので、ストレスに感じることが少なく仕事がしやすいです。

黒澤：私は家族から「転職して120％良かったね」と言われるくらい、充実しています。家で会社の話をするのですが、それを聞いて仕事に対する姿勢や考え方、話す内容などすべてが成長したと感じるみたいです。チャレンジングな仕事を任せてもらい、それに一生懸命取り組むことで確かに成長していると自分でも実感できます。

井上：自ら手を挙げてアグレッシブに仕事に取り組んでいる人が多いので、自分でやりたいことや形にしたい企画がある人、こうなりたいという野望がある人は楽しいと思いますよ。

黒澤：私が人事担当として思うのは、こんなにも社員の育成に力を入れている会社はめったにないということです。会社として今何が課題で、どんな人財が必要かということを、考え抜いて実行に移しているので、成長を目指す人や、やりがいを大事にしたい人にとっては、特にチャンスに恵まれて、どんどん活躍の幅を広げていける会社だと思います。

室谷：転職しようと意思決定した時点で、新しいことにチャレンジしたい気持ちはもち合わせていると思うので、その気持ちのまま、新しいことに取り組んでいくことができれば、自然と合うと思います。

庄島：前向きに仕事へ取り組み、成長を目指す人にとって、力を発揮できる環境が整っていると思います。